岡山理科大学と岡山県スポーツ協会の新たな連携
2023年11月27日、岡山理科大学と岡山県スポーツ協会は、スポーツ振興に関する連携協定を正式に締結しました。この協定は、岡山県における「スポーツ立県おかやま」の実現に向け、両者が協力し合うことを目的としています。
協定の主な内容
協定では、次のような具体的な取り組みが明記されています。
1.
ジュニアアスリートの育成: このプログラムでは、学校法人加計学園が持つ専門知識を活用し、研究者や学生がジュニアアスリートの育成に寄与。スポーツに関する様々な事業を活性化させます。
2.
地域づくりの推進: 研究者による専門的な知識と学生参加によって、健康的で活力ある地域づくりを進めます。地域住民に対するスポーツを通じた健康促進が期待されています。
3.
教育と課外活動の充実: スポーツ協会が指導者を派遣し、岡山理科大学の教育・課外活動がより豊かになるよう協力します。
4.
実地体験の提供: 学生にスムーズに実地体験を与え、研究者には研究成果を実践できる場を提供。両者の共同作業でスポーツや健康に関する情報を積極的に共有します。
5.
スポーツ施設の相互利用: それぞれの持つスポーツ施設を互いに利用し合うことにより、活動の更なる充実を図ります。
調印式の模様
この重要な調印式には、岡山県スポーツ協会から越宗孝昌会長、松井守専務理事、奥田洋司事務局長などが出席し、加計学園からも加計理事長や、岡山理科大学の平野学長、山口副学長が参加しました。
越宗会長は、協定が「スポーツの普及や健康増進、地域の活性化に貢献できることを目指す」と期待感を表に出しました。一方、加計理事長は「生涯スポーツの推進に努め、スポーツを通じて県民に夢や希望を与えたい」と述べ、心意気を見せました。
冬季国民スポーツ大会の開催を控え
さらに、来年の1月から2月には、2025年冬季国民スポーツ大会が開催予定で、その競技の一つとしてスケートやアイスホッケーが行われます。特に注目すべきは、この競技が西日本で初めて開催されるという点で、会場の一つに加計学園グループのスケートリンク(ヘルスピア倉敷)が選ばれていることです。これにより、地域や大学の意義ある活動がさらに広がることが期待されています。
今後の展望
岡山理科大学と岡山県スポーツ協会の強力な連携は、単なるスポーツ振興に留まらず、地域活性化にも大きな波及効果をもたらすと考えられます。学生や地域住民がともに参加し、スポーツを通じた新たな価値を創出していくことが今後求められています。この協定の成功が、岡山県のスポーツ文化のさらなる発展につながることに期待が寄せられています。