石川県の空間デザイン企業、小松ウォールアイティがAI社長『Wally』を導入

空間デザイン企業に革命をもたらすAI社長『Wally』の導入

石川県金沢市に拠点を置く小松ウォールアイティ株式会社が、株式会社THAが開発したAI社長『Wally』を導入したことを発表しました。この革新的なAIツールは、企業の理念やノウハウを社員全員がアクセスしやすい形で提供することを目指しています。これにより、働きやすい環境を整え、組織文化をより強固なものにしていく狙いがあります。

小松ウォールアイティの空間デザイン理念

小松ウォールアイティは、パーティションを中心とした空間設計を手掛ける企業であり、公共施設や商業施設などの多様な用途に適した機能的で美しい空間を提供しています。彼らの使命は、快適で魅力的な環境の創出を通じて、利用者や社員が心地よく過ごせる空間をデザインすることです。

AI社長『Wally』の特長と機能

『Wally』は、経営理念を実現するための業務支援AIです。このAIは、24時間体制で社員からの相談を受け付け、理念の浸透や業務の標準化、営業活動の質の向上をサポートします。特に、以下の点での効果が期待されています。

- 理念に基づいた判断支援: 社員が現場での判断に迷った際に、企業理念「空間に新しいストーリーを」に沿った適切な行動指針を示します。これにより、社員は自身の判断に自信を持つことができます。
- 営業力の向上: 顧客との商談において、最適な提案を行えるよう、蓄積されたノウハウをもとにアドバイスを提供します。これにより、顧客の真のニーズを捉えた提案が可能になります。
- 知識の共有: 業務上の疑問や技術的な課題に対し、社内に蓄積された知識を即座に検索・提示することで、全ての社員が質の高い判断を行えるよう支援します。
- 相談環境の整備: 聞きづらい状況でも、AIであれば気軽に質問できるため、社員同士の相談しやすい環境を構築します。

代表者のコメント

小松ウォールアイティの鍛治渉代表は、「Wallyは、私たちの企業理念を日々の業務に反映させるための重要な存在となると信じています。困ったときや迷ったとき、社員が気軽に相談できるサポート役として機能します。」と述べています。

一方で、THAの西山朝子代表も「Wallyは、企業文化を大切にし、社員一人ひとりが自然に頼れる存在であるよう設計されています。」とコメントしています。両者の協力により、AIツールはただの業務支援にとどまらず、社員の内面的成長を促すパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。

今後の展望

今後、小松ウォールアイティは『Wally』を通じて、社内の文化を更に深め、社員の成長をサポートする仕組みを強化していく予定です。また、同社は新たな事業「_ing」を通じて、アート表現を取り入れた魅力的なオフィス空間の実現を目指しています。

このように、小松ウォールアイティはAI技術を駆使して組織の進化を図り、時代に即した企業づくりを進めています。今後の展開に期待が寄せられます。