サイバー攻撃に備えたAPIセキュリティ
2025年6月10日に開催された「サイバー攻撃に狙われるAPI、『OWASP API Top 10』を踏まえた最新の防御策とは?」のウェビナーが再放送されることが決まりました。このウェビナーは、API(Application Programming Interface)が急速に普及する現代において、企業や組織が直面するセキュリティの脅威について理解を深めるための絶好の機会です。
APIの重要性とそのリスク
近年、クラウド利用が進み、APIの活用が企業のデジタルトランスフォーメーションにおいて重要な役割を果たしています。APIはサービス間の連携やデータ取得を円滑に行わせるための主要な手段ですが、その一方で外部から攻撃を受けやすいというリスクも抱えています。実際に、APIを介した情報漏洩や不正アクセスが増加していることからも、そのセキュリティ確保が急務です。
従来型のセキュリティ対策だけでは、こうした脅威に対抗するのは難しいという現実があります。悪用される可能性があるAPIの脆弱性が放置されると、重大なインシデントに繋がる恐れがあるため、適切な防御策が必要です。
OWASP API Top 10への対応
APIセキュリティの強化において特に重要視されているのが「OWASP API Top 10」です。このリストは、APIに関連する主な脅威を示しており、それに対する適切な対策を講じることが安全な運用に不可欠です。しかし、APIの認証や承認の設計がサービスごとに異なるため、脆弱性を特定することが難しいという課題もあります。加えて、従来のWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)ではAPI特有のリスクを網羅することができず、多くの企業が十分な防備を整えていないのが実情です。
セminarでの具体的防御策
このウェビナーでは、OWASP API Top 10に基づく具体的な防御策について解説します。また、SCSKセキュリティが実施したAPIに関する脆弱性診断の結果や、実際に検出された事例を取り上げ、参加者が直面するセキュリティ課題に対する解決策を提供します。
さらに、APIセキュリティを向上させるための最新のソリューション「F5 XC WAAP」(Web Application and API Protection)の導入方法についても詳しく解説します。このセミナーは、APIのセキュリティ強化やOWASP API Top 10に関する具体的な対策を必要とする企業や組織のセキュリティ担当者にとって有益な内容です。
開催情報
再放送の日程は2025年6月10日となっており、参加を希望される方は以下のリンクから詳細情報を確認してください。◾️
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今後もマジセミは、参加者の役に立つウェビナーを定期的に開催していく予定です。過去のセミナーの資料や他の募集中セミナーについても、ぜひご覧ください。