新たに認定されたSAVOR JAPAN地域の概要
2023年12月、農林水産省は「SAVOR JAPAN」に新たに3地域を認定しました。この取り組みは、地域の食と食文化を通じてインバウンド需要を喚起し、国際的に地域の魅力を発信するものです。
SAVOR JAPANの目的
「SAVOR JAPAN」は、国際的な食文化の魅力を発信することにより、農山漁村に観光客を呼び込むことを目的としたプロジェクトです。「SAVOR」という言葉は、味わう、楽しむという意味で、地域の独自性や特色を楽しむ機会を提供します。
公式サイトには、プロジェクトの詳細が公開されており、地域の特性や特色をさらに深く知ることができます。詳細は
こちらで確認できます。
認定された3地域
令和7年度に認定された地域は以下の通りです。
1.
山梨県 笛吹市:笛吹市農泊観光ツーリズム推進協議会が地域の食文化を発信。独自の農泊体験や地元の食材を使った料理が魅力。
2.
兵庫県 宝塚市:株式会社エフエム宝塚が運営し、地域の新鮮な食材を生かした観光イベントを企画。宝塚市ならではの文化と食を融合。
3.
奈良県 明日香村:一般社団法人大和飛鳥ニューツーリズムが地域の特性を活かし、観光と食を結びつける新たな取り組みを推進。
認定証授与式
認定証の授与式は2023年12月23日に東京都の農林水産省で行われます。この式典では、各地域の代表者が出席し、正式に認定証を授与されます。報道関係者向けに公開されており、カメラ撮影も可能です。
日時:令和7年12月23日(火曜日)14:00 - 14:30
会場:農林水産省本省 7階第3特別会議室
所在地:東京都千代田区霞が関1-2-1
地域の魅力を伝えるために
SAVOR JAPANの認定を受けた地域では、これから農産物や地元の文化を豊かにプレゼンテーションし、訪れる観光客にその魅力を届ける役割を担います。各地域の代表者は、農山漁村で生まれた美味しい料理や、自然の恵みを存分に味わってもらうため、様々なプロモーションを企画しています。
認定ロゴマークの意義
SAVOR JAPANの認定ロゴマークには、日本の自然の美しさや地域の食文化が込められています。「山」「海」「田」「畑」「川」そして「箸」といったモチーフは、食文化の重要な要素を象徴しています。
今後、これらの地域がどのように成長し、進化していくのか注目が集まります。日本各地の魅力ある食文化がどのように広まり、国際的なフィールドで評価されるのか、SAVOR JAPANの動向に期待が高まります。