大阪中之島美術館が実現した業務効率化
このたび、
大阪中之島美術館がシナジーマーケティング株式会社のマーケティングSaaS「
Synergy!」を導入し、業務の効率化に成功しました。具体的には、従来のフォーム作成工数が1/8に削減され、煩雑な手作業から解放されたことにより、イベント企画の幅も広がる結果となりました。
Synergy!導入の必要性
これまでの常態として、大阪中之島美術館では複雑な作業を要するフォームが導入されていました。特に、新しいスタッフが操作すると、状態によっては半日以上もかかってしまうこともありました。また、業務が特定のスタッフに依存してしまうことで、人員の増加にも関わらず、業務負荷の均等化が難しい状況が続いていました。
「日々の業務負担を軽減し、チーム全体で機能しやすい環境を整えたい」との思いから、Synergy!の導入が検討されました。
劇的な成果
Synergy!の導入後、フォーム作成の所要時間はなんと半日から30分弱にまで短縮されました。ユーザーインターフェース(UI)が非常に直感的であるため、経験の少ないスタッフでも、短時間の指導で即座に使いこなせるようになりました。実際にスタッフからは「本当に助かっています」との声が上がり、業務への負担軽減と心理的なゆとりが実感されています。
コスト管理の効率化
さらに、Synergy!の特徴的な機能の一つ
「残席枠管理機能」を利用することで、1イベントにつき1つのフォームで複数の日程と定員を一括管理することが可能に。これまで抱えていた個別フォーム作成の手間から解放され、顧客にとっても申し込みが容易になりました。これは長年の課題を解決し、運営コストの大幅な削減に寄与しています。
情報発信の自動化
また、これまで手動で行っていたプレスリリースの配信作業も、
メール配信機能を通じて自動化され、誤配信のリスクが解消されました。抽選機能の導入も成果を上げており、手軽に抽選制のイベントを開催できるようになり、新しいプロジェクトの提案が可能になりました。このように、ツールの導入は日常業務の改善に留まらず、スタッフの余裕を生み出し、未来の企画へ繋がる道を開いています。
大阪中之島美術館について
大阪中之島美術館は、近代から現代の美術とデザインに特化した美術館で、地域文化の振興や創造性の発信を使命としています。訪れる人が交流できる「パッサージュ(遊歩空間)」を設け、ただの展示場にとどまらず、知識や経験が交わる場所を提供しています。
Synergy!について
シナジーマーケティングの「Synergy!」は、2005年から提供が始まり、5,300社以上の導入実績を誇る国産のクラウド型CRMです。顧客情報を一元管理し、Webフォーム機能や多様なメール配信機能を備えています。高いセキュリティと信頼性を背景に、マーケティング現場での強力な武器となっています。
これらの取り組みを通じて、大阪中之島美術館は単に地域文化を育むだけでなく、未来に向けた新たな可能性を見出しています。今後の進化に注目です。