香道の新しい風
2025-10-30 13:42:47

日本香堂グループ450周年記念香会、パリとジュネーブで開催

日本香堂グループ450周年記念香会



日本香堂ホールディングスは、450周年の記念事業の一環として、2025年9月10日から18日にかけてフランスのパリとスイスのジュネーブで『日本香堂グループ450年記念香会』を開催しました。このイベントは、フランスの「Kodo Association」とスイスの「Association Suisse-Japon, section Suisse romande」との共催によって実現しました。

優雅な会場


香会は、格式ある会場で執り行われました。パリでは、日本文化会館やESTEBANのショールーム、ジュネーブでは歴史的なデュフール将軍邸など、特別な場所が選ばれました。参加者は日本の香文化を心ゆくまで体験することができました。

香道の芸術


パリ日本文化会館では、香道御家流の小畑嘵滉師範と細川堯順師範が主催し、厳かな雰囲気の中で香会が進行しました。450年の節目を祝うために、三條西堯水宗家が創作した新作組香『麗春香』や秋の香『紅葉香』など、参加者たちはさまざまな香りを楽しみました。さらには、佐賀県の鍋島焼を用いた『源氏物語聞香炉』も登場し、香会に華を添えました。

特別な香席


9月13日には特に注目を集める特別香席が設けられ、フランスの政財界関係者が参加しました。香水の名産地フランスの調香師や香料業界のプロも多く参加し、関心の高さが伺えます。

日本の香文化の広がり


日本香堂がフランスでの香会を開催するのは、1996年から数えて6度目。定期的に行われるKodo Associationの稽古など、香文化は着実に広がりつつあります。特に、瞑想やマインドフルネスに関心が高まる中、香道の精神文化が新たな価値を見出されることが期待されています。

成功を踏まえた今後の展望


今回の香会の成功を受け、日本香堂グループはKodo Associationとの連携を強化し、フランスを中心にヨーロッパに日本の豊かな香文化を広げる計画です。単なる周年行事にとどまらず、香道が政財界からも高く評価されたことは、今後のさらなる展開への可能性を感じさせます。

日本の香文化をフランスの香り文化の中に広めるこの取り組みは、精神性の高さを持つ香道の新たな扉を開く重要な機会となることでしょう。特に香道には、世界的なマインドフルネスや瞑想の動向と結びつく深い意味が込められており、現代人にとって新たな発見が待っているのです。


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会社情報

会社名
株式会社日本香堂ホールディングス
住所
東京都中央区銀座4-9-1
電話番号
03-3541-5300

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