低出生体重児支援
2018-08-01 13:00:10
「ムーニー」が挑む、低出生体重児支援の新プロジェクトとその取り組み
「ちいさな いのち応援プロジェクト」の開始
近年、低出生体重で生まれる赤ちゃんが増加しており、約10人に1人がこの対象になります。特に、低出生体重とは2,500g未満で生まれてきた赤ちゃんを指し、こうした赤ちゃんは通常、自分で呼吸したり母乳を飲んだりすることができず、専用のNICU(新生児集中治療室)で育てられています。そのため、快適で安心できる成長環境を整えることが非常に重要です。
このような背景の中、ユニ・チャーム株式会社は「ムーニー」ブランドを通じて「ちいさな いのち応援プロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、NICUで過ごす赤ちゃんたちに最適な成長環境を提供し、彼らのサポートを行うことを目的としています。「ムーニー」の対象商品を購入した際に、ポイント登録を行うことで、ユニ・チャームが自動的に寄付を行う仕組みです。参加者は、「ちいさな いのち応援プロジェクト」への賛同を選択するだけで、1回につき10円が寄付されます。
プロジェクトの具体的な取り組み
このプロジェクトでは、赤ちゃんが母親の体内にいた時の環境に近づけるために、以下のような取り組みが行われています。まず、NICU内での静かで穏やかな環境づくりを目指し、音や光のストレスをできる限り排除します。これにより、赤ちゃんは安心して過ごすことができ、その成長を促すことができるのです。
ユニ・チャームは、赤ちゃんの体内での姿勢を保てるように配慮したNICU専用のおむつを提供しています。これは、保育器内での赤ちゃんが快適に過ごせるように設計されており、ミニマルハンドリングでストレスを軽減しながらケアを行うことができます。
さらに、「ディベロップメンタルケア」に基づく支援も行っています。これは、低出生体重児の成長や発達を促進するために、外的ストレスを最小限に抑えた環境を提供することを目的としています。
参加方法と寄付先について
プロジェクトの実施期間は2018年8月1日から9月30日までです。参加を希望する方は、対象商品を購入後に育児サイト「ベビータウン」でのポイント登録時に通常とは異なり、「ちいさな いのち応援プロジェクト」ボタンをクリックするだけです。この簡単な手続きで、寄付が行われ、NICUでの実際の医療活動に貢献されます。
寄付金はNICU内での医療機器の整備やケアの向上、セミナー開催などに活用され、寄付の効果は現場で実践されていきます。
おむつの重要性
低出生体重児を適切にケアする上で、使用されるおむつは非常に大切な役割を果たします。具体的には、赤ちゃんが母親の胎内の環境を再現しやすいポジショニングを保つための設計が求められています。「ムーニー エアフィット®」は、こうした要件を満たすために、柔らかいウエストテープや、赤ちゃんの体にフィットする立体形状を採用しています。また、両脇のミシン目を切り取ることで、わずかな刺激でもリスクを伴わないよう工夫されています。
このように、「ちいさな いのち応援プロジェクト」は、低出生体重で生まれた赤ちゃんに寄り添った支援を行う一環として、皆さんのご協力をお待ちしております。赤ちゃんの未来を共に支えていきましょう。
会社情報
- 会社名
-
ユニ・チャーム株式会社
- 住所
- 東京都港区三田3-5-27住友不動産三田ツインビル西館
- 電話番号
-