アルダグラム、生成AI活用率100%達成の快挙！業務効率化が進化する時代へ

アルダグラム、生成AIの業務活用率100%達成

株式会社アルダグラムは、その業務における生成AIの活用状況を探る調査を実施し、全従業員の生成AI活用率が驚異の100%に達したと発表しました。この調査は2025年6月に行われ、全従業員の82.9%が「ほぼ毎日」生成AIを利用し、業務の効率化が進んでいることが分かりました。

調査の背景と目的

アルダグラムは、2025年2月に社内でのAI活用を推進するプロジェクトチームを設立し、全従業員が生成AIを効果的に活用できる組織作りを進めてきました。今回実施された調査の目的は、社内での生成AIの活用状況を把握し、より良い業務環境を整える手助けとすることでした。

調査結果の詳細

調査は2025年6月2日から5日の期間中に行われ、アルダグラムの東京本社およびタイ支社の70名の従業員が対象となりました。その結果、全従業員が何らかの形で生成AIを業務に利用しており、特に開発部門や管理部門ではほぼ全員が生成AIを常用していることが明らかになりました。

特に注目すべきは、95.7%の従業員が「ChatGPT」を利用しているという点です。また、従業員の約半数は「Gemini」も併用しており、業務における生成AIの利用が習慣化しています。

さらに、業務用途別に見ると、「情報収集」が最も多くの支持を集め、約9割の従業員が日常的なリサーチ手段として生成AIを活用していることが分かりました。この他、「アイディアの壁打ち」や「資料作成・添削」にも高い利用率が見られました。

実際の活用例

具体的な活用例としては、営業部門での日々の商談内容をAIによって自動記録し、議事録作成の時間を大幅に短縮したケースがあります。カスタマーサポートでは、AIを使って英日・日英翻訳を行い、質を保ちながら作業時間を削減しています。また、エンジニアリング部門では、テストコードを自動生成することで工数を大きく減少させることにも成功しています。バックオフィスでは、社内問い合わせの自動応答を行うチャットボットを構築し、対応時間の短縮につなげています。

従業員の評価と今後の展望

調査結果によると、従業員の95.8%が生成AIによる業務改善の効果を実感しており、78.6%が業務効率と成果物の質の両方で向上を感じています。特に、72.9%が「1日30分以上」の時間短縮を実現しており、全体の業務削減効果は16.5%にも達しました。

株式会社アルダグラムの取締役COO渥美翔吾氏は、今回の成果を誇らしく思い、今後もさらなるAI活用の推進を続けていくと述べています。生産性向上とともに、お客様への価値提供を実現するための努力は止まりません。