年賀状派とデジタル派
2025-10-29 12:10:55

新年の挨拶に関する調査:年賀状派とデジタル派の違いは?

新年の挨拶事情に迫る調査結果



株式会社ソルトワークスは、11月1日の「年賀状について考える日」を前に、高齢化社会における新年の挨拶や年賀状に関する意識調査を実施しました。この調査は全国の20代以上の男女304人を対象に行われ、年賀状文化の現状とデジタル派・紙派の傾向を明らかにしました。

年賀状離れが進む現状



調査の結果、約35%の人が今も紙の年賀状を出すという一方で、65%の人は年賀状を出さないと回答しました。出さない理由としては、80.1%がLINEやSNS、メールなどのデジタルツールを使って新年の挨拶が済ませられるためだとしています。また、全体の約12%は新年の挨拶自体を行わないと答えています。年賀状を出す人たちは、大切な習慣と捉えている声が多く、「受け取ると嬉しいから続けたい」といったポジティブな意見が目立ちましたが、その一方で「準備が面倒」といった否定的な意見もありました。

挨拶の相手層



年始の挨拶は、「友人・知人」が最多で、特にデジタル派はこの傾向が強いようです。紙の年賀状を出す人の約半数、デジタル派の6割以上が友人・知人を選んでいます。仕事関係者への挨拶に関しては、紙の年賀状派が約16%に対し、デジタル派はわずか2.7%に留まります。このことから、親しい関係では気軽にデジタルツールを活用する人が多いことが見て取れます。

年賀状の重要性



年賀状を出す人の56.6%が「紙での挨拶のほうが嬉しい」と回答しており、一方でデジタル派も45.2%が「デジタルでの挨拶のほうが嬉しい」としています。しかし、デジタル派の「どちらともいえない」が44.6%を占めており、必ずしもデジタルでの挨拶に満足しているわけではないようです。

デジタル挨拶の利便性



デジタルツールとして圧倒的に選ばれたのが「LINE」で、86%が使用しています。その他ではSNSが27%、メールが21%と続きます。デジタル挨拶のメリットとしては、コストパフォーマンスの良さや、住所が不要な点が挙げられ、9割以上がその手軽さを評価しています。

温かみの価値



デジタル挨拶に対しての満足度は高い一方で、“温かみ”を感じないという声も少なくありません。94%が物足りなさを感じないとする一方で、「心がこもっていない」と感じる人もいます。アナログな手法—年賀状—は、温かみや個々の気持ちが直接伝わるという点において今も重要な要素であることが浮かび上がりました。

年賀状作成のスタイル



年賀状を出す人に、作成方法を尋ねたところ、39%が「パソコンの年賀状作成ソフト」を利用していることが明らかに。また、約4割はオンラインサービスや既製品を利用しており、手軽さを求める傾向がうかがえます。

年賀状へのこだわり



紙の年賀状を作成する際には、69%が「デザイン」にこだわるとの回答がありました。「文面」や「手書きメッセージ」にも一定の重視が伺える結果でした。他の人の心に響くだろう一通の年賀状を作るために、受け取る側のことを考えた工夫を凝らす機会が多いことがわかります。

まとめ



年賀状派とデジタル派、両者ともに新年の挨拶を通じての「想い」を大切にしています。形式は異なれど、重要なのは相手に伝えたい気持ち。今後もこの文化は変遷を遂げていくことでしょう。新年の挨拶をどのように行うか、これからの選択肢はますます多様になっていくことでしょう。

会社情報



株式会社ソルトワークスは北海道札幌市に位置し、アプリやWEBサービスの開発・運営を行っています。「年賀家族」という年賀状作成サービスなど、多様なサービスを展開し、人々の日常に幸福をもたらすことを目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社ソルトワークス
住所
北海道札幌市中央区南一条西2丁目5南一条Kビル 9F
電話番号
011-231-5717

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