新たな高級メロンブランド『i MELON(アイメロン)』が登場
株式会社大和コンピューターが、3月3日より新たに高級メロンブランド『i MELON(アイメロン)』の販売を開始します。このブランドは、ITテクノロジーを駆使して栽培された、高品質のメロンを提供することを目指しています。
IT活用の品質管理
『i MELON』は、自社農園で栽培される最上級のメロンを使用しており、毎年数量限定で販売される予定です。最大の特長は、ITを活用した生産管理にあります。大和コンピューターは、作業管理や潅水制御を通じて生産物の品質を安定化。実際には、一つの木から一果のみを育て、高糖度(14度以上)を確保するため、交配日別の収穫を行っています。これにより、年中供給が可能な温室ハウス栽培を実現し、高貴な香りと上品な味わいを生み出しています。
限定販売とECサイトでの取扱い
初年度となる2025年には、年間で100個限定の販売が見込まれており、購入は公式ECサイトから可能です。価格は8,800円(税込)で、販売開始から早くも注目を集めています。公式サイト(
こちらから)で詳細を確認することができます。
アップサイクルによる新たな価値『月とメロン』
さらに、大和コンピューターは規格外のメロンの有効活用にも取り組んでおり、アップサイクルされたメロンリキュール『月とメロン』も同時に発表しました。このリキュールは、外観に傷があるために捨てられてしまう可能性のある高糖度メロンを使用しており、メロンのフレッシュな香りと豊かな味わいを楽しむことができます。
スマート農業の促進
このプロジェクトは、持続可能な農業を目指し農作物の廃棄ロスを減少させることにもつながっています。また、リキュールのパッケージには、大和コンピューターの新サービス「NFC Link²」を導入しており、スマートフォンによる新たな体験を提供します。
大和コンピューターの未来志向
大和コンピューターは、2008年から農業活動を開始し、日本の農業を支えることを目指してきました。現在も静岡県や滋賀県でメロンやトマトの栽培を行っています。このプロジェクトにより、もともと持っていたITの強みを活かし、「農業×IT」という新たな切り口で日本の農業を支えていく意義を感じています。
こうした取り組みは、今後の農業の在り方を変える可能性があり、日本の食文化にも新しい風を吹き込んでいくことでしょう。アップサイクルやスマート農業に関心がある方は、ぜひ『i MELON』や『月とメロン』を体験してみてください。