舞楽の最高峰『蘇合香』が豊洲で全編上演
2025年の新春、豊洲シビックセンターホールにて、舞楽『蘇合香』の特別公演が開催されます。この公演は、多度雅楽会が主催し、古代インドに由来する歴史的な舞楽を現代に伝える貴重な機会となります。公演は2025年1月13日(月・祝)の18:30に開場し、19:00に開演。チケットは現在、カンフェティにて好評発売中です。
舞楽『蘇合香』とは
「蘇合香」とは、古代インドのアショカ王が病を克服した際に服用したとされる薬草に由来し、新年を祝う舞として日本に伝わりました。この舞楽は、平安時代初期に遣唐使によって日本に持ち帰られ、現代に残る最大の組曲でもあります。公演では、笙や篳篥、龍笛などの管楽器と、鞨鼓、太鼓、鉦鼓などの打楽器が奏でる雅楽の音楽に合わせて、華やかな装束を身にまとった舞人たちが優雅に舞います。
公演の特別なポイント
この『蘇合香』の上演は、近代史上でも例を見ない貴重なものであり、国立劇場の記録をもとに多度雅楽会が2018年に初演を行って以来、東京では三度目の試みです。これまで一般には秘されていた奥義を極めた楽人たちの知識と技術を受け継ぎ、次世代へと伝えていくことを目的としています。
観覧者特典もあり
さらに嬉しいことに、チケットを購入した観覧者には、2025年1月25日(土)に開催される多度雅楽会主催の公演『新春雅楽公演 鳥・蝶・龍の舞』への無料入場の特典があります。この公演では、江東区の子供たちや学生たちが、極楽浄土に舞い降りた「迦陵頻」と源氏物語の世界から「胡蝶」、そして勇壮な舞「陵王」を披露します。
豊洲シビックセンターホール
公演の舞台となる豊洲シビックセンターホールは、東京都江東区に位置し、交通便利な立地と充実した施設を備えています。ぜひ新年の特別なひとときを、雅楽の世界に浸りながらお楽しみください。
公式情報
公演の詳細については、多度雅楽会の公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルでも情報が随時更新されていますので、ぜひご覧ください。
新年を寿ぐこの貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご参加ください!