インテルの凋落を考える読書会
インテルといえば、半導体業界の象徴ともいえる企業ですが、近年、その業績には陰りが見えています。この読書会では、村瀬功氏のForbes JAPAN執筆記事「AIも半導体も後塵拝すインテル 凋落の裏に2000社投資したCVCの存在」を題材に、厳しい市場環境に直面するインテルの企業戦略と、同社が長年にわたり推進してきたコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)活動について深く掘り下げます。
開催趣旨
インテルは、長らくCPU市場で圧倒的なシェアを誇り、業界のリーダーとしての地位を確立してきました。しかし、近年はモバイルやAI分野への対応が後手に回り、競争が激化する中で業績低迷が続いています。この読書会では、インテルが設立したCVC「Intel Capital」を通じて過去30年以上で2000社以上に投資を行った背景と、その成果が本業にどのようにつながったのかを検証します。
本記事を通じて、インテルの企業戦略とCVC活動の現実とのギャップを明らかにし、企業価値を向上させるために何が必要なのかを再考していきます。なお、CVC活動が果たす役割は単に投資にとどまらず、オープンイノベーションによるイノベーションの喚起、また企業ガバナンスへの影響など多角的に考察します。
開催概要
参加希望者は、
[email protected] まで「読書会参加希望」と明記の上お申し込みください。
講師プロフィール
本読書会では、山中裕氏を講師としてお招きします。彼は東京大学経済学部を卒業後、コロンビア大学で金融工学を専攻。現在、国内外の上場企業や非上場企業に広く投資を行うアクティビストとして知られており、特に企業ガバナンス改革に寄与してきたことで評価されています。読書会では、彼の豊富な経験をもとに、企業が持続可能な成長を実現するための戦略について伺います。
企業理念と投資方針
少数株ドットコム株式会社は、企業価値の向上にコミットし、短期的な利益追求を超えた「ユダヤ人に勝てる日本を作る」というミッションを掲げています。読書会を通じて、参加者同士で知見を共有し、未来の企業像を描く機会としたいと考えています。
この機会に、最新の企業戦略や投資活動について一緒に考え、より良い未来の企業価値創造につながる洞察を得ましょう。