株式会社SIGQ、宮原忍氏を社外アドバイザーに迎える
株式会社SIGQは、インシデントマネジメントに特化した技術支援を行う企業であり、今回新たに宮原忍氏を社外アドバイザーとして迎えたことを発表しました。宮原氏は元々株式会社プレイドの執行役員としての経験を有し、SaaS領域の事業開発やプロダクトマネジメントに貢献していました。彼の加入は、SIGQの技術支援における更なる進化を促進することが期待されています。
宮原氏の豊富な経験
宮原氏は、2006年に日揮株式会社に新卒で入社し、エンジニア職としてさまざまなプロジェクトに携わってきました。2011年にはリクルートに転職し、不動産・住宅サービスの企画や開発、運用マネジメントに関する業務を手がけていました。その後2017年にはプレイドに入社し、執行役員としてSaaS領域の多くのプロジェクトをリードし、同社の東証グロース市場への上場にも寄与しました。そして2024年には、プレイドの子会社であるCODATUMの社外アドバイザーに就任し、2025年にSIGQに参加することとなります。
SIGQの理念と宮原氏の役割
SIGQはインシデントマネジメントを専門にし、ただ障害を消火するだけではなく、障害に対する組織全体としての対応力を強化することを目指しています。このような理念は、特に現在のスタートアップ環境において、迅速かつ効率的な問題解決が求められている中で重要な役割を果たします。
宮原氏は、SIGQの取り組みに対し高い期待を寄せています。彼は、SaaSが社会インフラとして普及する中で、インシデント対応の標準化やナレッジ共有の不足を指摘し、SIGQの多様な職種に直面する「現場のリアル」と向き合う姿勢に大きな可能性を感じています。
宮原氏のコメント
宮原氏は、「金築さんとはプレイドでの採用に関わったことがあり、彼は非常に優秀なエンジニアだった。その経験から、銘々の能力を活かし、共同で成長発展を目指せることを楽しみにしています」とコメントしています。彼の豊富な経験とネットワークは、SIGQのさらなる成長に寄与するとともに、組織文化の強化にも貢献することでしょう。
SIGQのインシデントマネジメントのアプローチ
SIGQは、インシデントの検知から初動、復旧、再発防止策の策定に至るまで、一連のプロセスを支援します。具体的には、SLO/SLIの設計やモニタリングツールの活用、対応フローの整備などを通じて、信頼性を競争優位性に変換しています。また、投資対効果を最大化し、1/10のコストでのインシデント対応を目指すAIを活用した次世代の支援ツールも開発中です。
まとめ
宮原氏の社外アドバイザー就任は、SIGQにとって新たな成長の起点となるでしょう。彼のとても有意義な経験と知見が、SIGQ社の新たな挑戦にどのように寄与していくのか、その動向に注目です。今後の展望として、宮原氏と共にSIGQが組織の成長とビジネスの拡大を目指す姿を見逃せません。