primeNumber社、COMETAに生成AI機能を搭載
このたび、データテクノロジー企業のprimeNumber社は、そのクラウドデータカタログサービス「COMETA」に生成AI機能を搭載することを発表しました。これにより、企業はデータの管理・活用をこれまで以上に効率的に行うことが可能になります。
COMETAは、データの発見、理解、活用を助けるデータカタログサービスです。例えば、売上データが税込みか税抜きかといった情報や、データ同士の関係性を示すメタデータを管理することで、社内のデータにアクセスする人々が迅速かつ効率的にデータを活用できるようサポートします。
企業が扱うデータの種類は多岐に渡ります。しかし、その中でも自由記述によるテキストやSQLなどの非構造化データは、従来、人間が目視で精査し、構造化する必要がありました。このため、非構造化データをカタログ化し活用する際には大きな負担が生じていました。
今回搭載される生成AIは、こうした非構造化データの処理に特化した技術で、これにより従業員の負担を大幅に軽減し、メタデータの管理や探索を容易かつ迅速に行う環境が構築されます。
新機能「COMETA AI」には、次の2つの機能が含まれています。まず、「メタデータ生成機能」は2025年1月よりベータ版として提供開始予定で、AIがテーブルやカラムの論理名や集計方法についての説明案を生成。これにより、企業はメタデータの入力作業を大幅に削減できます。
次に「データ分類機能」は2025年4月からベータ版が提供され、AIがデータの内容を自動的に参照し、ラベルを付けて分類を行います。この機能は特に管理漏れを防ぎ、質の高いデータマネジメントを実現します。たとえば、個人情報に関しても適切に管理することで、必要に応じたデータの削除やアクセス権限の管理が行えるようになり、情報漏洩のリスクを軽減します。
AIを導入することで、企業はデータ管理の効率化だけでなく、その内容によって適切な管理も可能になります。これにより、企業はデータ管理の負担から解放され、データから得られるインサイトをもとに新たなビジネス機会の創出や、顧客体験の向上など、創造的な業務に注力できるようになります。
COMETAとは
「COMETA(コメタ)」は、データの発見・理解・活用を促進するために設計されたデータカタログサービスです。社内に広がるデータを一元的に管理し、メタデータとともに高度なデータマネジメントを実現します。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。(
https://primenumber.com/cometa)
企業情報
株式会社primeNumberは「データをビジネスの力に変える」ことをミッションに持つデータテクノロジーカンパニーです。人とAIが共存する未来を見据え、誰もがデータの価値を享受できる世界を目指しています。
お問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせは、株式会社primeNumberの広報担当村島までお願いします。