医療×ブロックチェーン新時代
2019-03-01 14:44:20
医療分野でのブロックチェーン活用が急成長、エムネスとレシカが提携
医療分野で進化するブロックチェーンサービス
近年、テクノロジーの進化により医療現場においても新たなビジネスモデルが求められています。この中で、株式会社エムネスと株式会社レシカは、ブロックチェーン技術を活用した革新的な医療サービスを発表しました。
インバウンド医療の拡大と需要の高まり
日本を訪れる外国人観光客は年々増加しており、その中には医療サービスを目的とした訪問者も増加しています。「爆買い」の次は「爆検診」とも称されるこのトレンドは、特に観光ではなく、医療を目的とした滞在が注目されています。このような背景から、両社はインバウンド向けの医療サービスに特化したプロジェクトを進めることを決定しました。
医療現場の課題とブロックチェーンの導入
しかし、インバウンド医療にはさまざまな課題が存在します。例えば、外国人識別の問題や、国境を跨ぐ医療カルテの管理などが挙げられます。これらの問題を解決するためには、ブロックチェーン技術の特性を活かすことが不可欠です。この技術は、データの複製防止や改ざんの防止、さらには透明性を保ちながら情報を管理することができます。これにより、低コストでありながら高いセキュリティを実現することが可能になります。
遠隔画像診断支援とクラウド化
エムネスは、遠隔画像診断支援を中心に、質の高い医療サービスを提供しています。国内での常勤医が11名在籍し、医療支援クラウドプラットフォームを通じて、どこでも質の高い医療を受けることを目指しています。さらに、ブロックチェーンを活用することで、患者と医療機関の間でストレスのないサービスを実現し、個々のニーズに応じた診断を提供することを計画しています。
今後の展開
今回の提携によって得られる成果が期待されるのは、群を抜く医療技術を持つ日本の医療の普及です。まずはインバウンド医療に特化したサービスを展開し、成功すれば日本国内の一般的な診療への展開も視野に入れています。これにより、全国的な医療資源の活用率向上や、医師不足・偏在問題の解決に寄与することが期待されています。
エムネスとレシカの企業概要
エムネスは2000年に設立された企業で、質の高い遠隔画像診断と、その導入支援を行っています。レシカは2018年に設立され、ブロックチェーン技術を産業応用に向けて大きく進展させている企業です。
これからの医療サービスの新たな形態として、両社の取り組みは医療業界に革命をもたらすことになるでしょう。今後の続報にもぜひご期待ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社レシカ
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6F Insipired. Lab
- 電話番号
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