2線の匠クラウド、新機能で委託先のインシデント対応力を強化
SecureNavi株式会社は、東京都港区に本社を構える企業で、情報セキュリティに関連するさまざまなソリューションを提供しています。その中でも注目を集めているのが、2線部門のためのセキュリティリスク評価クラウド「2線の匠クラウド」です。今回、このプラットフォームに新たに追加された「委託先関係図・影響範囲分析機能」について解説します。
新機能の背景と意義
近年、業界全体で注目されているリスク管理の課題として、N次委託先の見える化があります。従来、委託先の管理は主に1次委託先に限られており、その先に続く再委託先や再々委託先の把握が難しい状況が続いていました。特に、サプライチェーンを狙った攻撃が増加しており、IPAの情報セキュリティに関する調査では、8年連続で「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」が主要脅威としてランクインしています。これに対抗するためには、N次委託先の関係を階層的にわかりやすく可視化するとともに、インシデント発生時に迅速に影響範囲を把握する環境が求められています。
新機能の詳細
今回リリースされた「委託先関係図・影響範囲分析機能」は、主に2つの機能から成り立っています。
1.
委託先関係図(階層ツリー表示)
新たに設けられた「委託先関係図」では、1次から最大15次までの委託関係を階層ツリー形式で表示します。このツリーを活用することで、委託先の全体像を一目で把握することができ、管理の透明性が高まります。また、「管理対象別ビュー」と「委託先別ビュー」を切り替えることができ、より柔軟に情報を確認することが可能です。
2.
影響範囲分析機能(インシデント対応支援)
インシデント発生時には、選択した委託先企業と関係のあるすべての管理対象が表示され、影響が及ぶ範囲をリアルタイムで把握できます。この機能により、複数の管理対象が連なる場合も、各対象ごとにタブを切り替えて経路を迅速に確認することができ、初動対応が迅速化されます。
今後の展望
「2線の匠クラウド」は、今回の機能リリースを通じて、委託先管理の難題を解決する土台を整えました。今後も、このプラットフォームを進化させることで、リスク評価業務の効率化を図り、顧客が属人的な運用から脱却できるよう支援します。
結論
SecureNavi株式会社が開発した「2線の匠クラウド」は、現代の複雑なビジネス環境において、委託先管理とリスク評価の在り方を変える可能性を秘めています。新機能の導入によって、企業はリアルタイムでの情報把握を実現し、リスク管理の精度向上が期待できるでしょう。これからも、セキュリティの強化は企業にとっての重要な課題であり、2線の匠クラウドはその解決策の一助となりうる存在です。