Aiven、資金調達で革新
2021-03-30 12:03:40

Aivenが1億ドルの資金調達でオープンソースの革新を加速

Aivenが1億ドルのシリーズCを調達



フィンランド・ヘルシンキを拠点とするデータクラウドサービス企業Aivenが、1億ドルに及ぶシリーズCの資金調達を成功させました。この資金は今後のオープンソース技術のさらなる発展と、国際市場への本格進出を目的としています。

資金の使用目的



調達した資金は主に新製品の開発や、オープンソース技術に対する貢献の強化に使用される予定です。特に、世界中に広がるデータクラウドサービスの提供が不十分な領域において、Aivenの製品が新たに投入されることに期待が寄せられています。加えて、従業員数を来年中に倍増させ、正式なオープンソースプログラム担当オフィスの設立も計画されています。

サポートとサービスの充実



Aivenのオープンソースデータ管理サービスは、すでに多くの企業で利用されています。2021年1月には、オープンソースのデータベース管理サービスの利用率が商用サービスを上回るといった新しい動きも見られました。この技術は、ホームオートメーションや小売業、エネルギー計測といった様々な分野で広く活用されていますが、多くのツールが自社管理では大きな運用負担がかかるため、Aivenはこの点に着目しました。

つまり、Aivenはオープンソース技術へのアクセスを簡易化し、人気のあるプロジェクトであるApache Kafka、Cassandra、Elasticsearch、M3、PostgreSQLなどをフルマネージドサービスとして提供しています。このサービスはパブリッククラウドで利用できるため、各企業はデータの管理にかかる負担を軽減できます。

顧客層と提供サポート



Aivenの顧客には、Comcast(米国)、Decathlon(フランス)、Wolt(フィンランド)、OVO Energy(英国)などの名だたる企業が名を連ねています。これらの企業は、Aivenが提供するエンドツーエンドのセキュリティ、セットアップ、メンテナンス、24時間365日のモニタリングといった手厚いサポートを受けています。このフルマネージドサービスにより、世界各地の顧客が最新で堅牢なオープンソースデータ基盤を活用しやすくなっています。

CEOのコメント



AivenのCEO兼共同設立者であるオスカリ・サーレンマー氏は、「我々の使命は、オープンソースを支援し、開発者の生活を向上させることです。新たな資金調達によって、サービス機能の追加や市場の拡大が見込まれ、オープンソースコミュニティへの貢献を強化します」と述べています。

投資家の視点



さらに、WiLのパートナーである代田常浩氏は、「エンジニアの時間と労働力は、いずれの組織においても重要ですが不足しがちです。Aivenは、マネージド・クラウド・サービスを通じてデータインフラ管理の負担を軽減し、開発者がイノベーションに集中できる環境を提供します。この出資を通じて、Aivenのグローバル展開を支援できることを楽しみにしています」と語っています。

Aivenについて



Aivenは、オープンソースデータ技術をフルマネージドサービスとして提供し、開発者がデータインフラの管理に煩わされずにコアなアプリケーションの開発に集中できるよう支援しています。オープンソースからビジネスの成果を最大化し、真の企業変革を促進することを目指しています。詳しい情報については、Aivenの公式サイト(https://aiven.io/)やTwitter(@aiven_io)をご覧ください。また、シリコンバレーと東京を中心に活動しているWiLの詳細についても、同様に確認できる情報が用意されています。

この資金調達により、Aivenはさらなる成長と発展が期待される企業として、今後の動向が注目です。

会社情報

会社名
Aiven Ltd.
住所
Antinkatu 1, 6th Floor, 00100 Helsinki, Finland
電話番号

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