プチまち菜園の魅力
2022-07-20 13:00:07
新時代の家庭菜園!森の恵みを利用したプチまち菜園が登場
プチまち菜園がもたらす新たな生活様式
最近の生活様式の変化により、自宅で楽しめる家庭菜園の人気が高まっています。特に、屋外で自然を感じながらリラックスすることができる活動として、家庭菜園は注目されています。しかし、都市部においては農地が少なく、借りることができる農園の数も限られています。さらに、屋上菜園などが広まりを見せていますが、使用する土の重さや耐荷重の問題から導入が難しい場合もあります。
そんな中、注目を集めているのが、初めて展示会「賃貸住宅フェア2022」に出展する「プチまち菜園」です。このシステムは、都市の屋上やオフィスビルの共用スペースといった未利用のオープンスペースに簡単に設置できる家庭菜園を提案しています。
プチまち菜園の特長
「プチまち菜園」の特徴は、軽量な国産木質培地「グロウアース」を使用していることです。この培地は、国産の木材を基に特殊加工されており、手が汚れにくく、燃えるゴミとして廃棄できる利便性を持っています。この特性により、都市部のビルやマンションでも、耐荷重の制約を気にせずに、植物を育てる楽しさを提供できるのです。
また、システム化されたプランターや栽培道具がセットになっていて、設置場所に合わせた柔軟なプランニングが可能です。これにより特別な知識がない人でも安心して導入できる保守管理付きのコースも用意されています。屋上やバルコニーに簡単に設置できるため、都市生活者にとっての新しい癒しの空間を創出する手助けをします。
環境への配慮
新たに提案される「プチまち菜園」は、ただの家庭菜園システムではありません。木質資源を最大限に活用することを目指し、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも寄与しています。「グロウアース」は、間伐材を利用した環境配慮型の培地であり、その使用は脱炭素社会の実現にも貢献します。このような観点からも、都会のオープンスペースを活用した緑地の創出は、地域の活性化や建物価値の向上にも寄与することが期待されています。
2023年度に向けての展望
この「プチまち菜園」プロジェクトは、2023年度に本格的な事業化を目指しており、3年間で10億円の売上を見込んでいます。都市に住む幅広い世代の人々が、限られたスペースでの植物栽培を楽しむことができる環境を整えることは、デジタルネイティブ世代、特にZ世代にとっても大変魅力的な提案です。
今後も「プチまち菜園」の普及に向け、より具体的な取り組みが進められていくことでしょう。家庭菜園で自ら育てた植物を楽しむことができる新たな生活スタイルは、現代のライフスタイルに新しい色を添えるに違いありません。
賃貸住宅フェア2022
この取り組みの一環として、「賃貸住宅フェア2022」では多くの業者が集まり、プチまち菜園の実物展示なども行われました。2022年7月26日・27日の両日、東京ビッグサイトで開催されたこの展示会には、約200社が参加し、業界の最新の設備や技術が紹介されています。これにより、来場者は最新の技術や商品の情報を得ることができ、業界の動向を知る良い機会となりました。
「プチまち菜園」に関するさらなる情報は、大建工業次世代事業開発部に問合わせてみてはいかがでしょうか。興味を持った方は、ぜひ「賃貸住宅フェア2022」へ足を運んで、新しい家庭菜園の形を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
大建工業株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号中之島フェスティバルタワー・ウエスト14F
- 電話番号
-