心温まる活動、熊本「ふるさと元気子ども食堂」
最近、熊本県熊本市で開催された「ふるさと元気子ども食堂」において、国産のグルテンフリー雑穀米「kokuu」が地域の子どもたちに提供されました。この活動は株式会社TeNが運営する「イミコトマルシェ」の一環であり、安心安全な食材を用いた美味しい体験を子どもたちに届けることを目的としています。
株式会社TeNと「イミコトマルシェ」
「イミコトマルシェ」は、生産者の思いを大切にし、それを消費者に伝えるオンラインショップです。このショップのコンセプトは、「イミがあるコト」であり、特に国産の良質な雑穀に注目しています。今回の寄付活動は、子どもたちの健やかな成長を支えるため、「kokuu」を通して提供されました。
参加したボランティアと楽しいひととき
イベント当日、地域のボランティアメンバーたちが集まり、手作りのカレーを準備しました。その際、提供された雑穀米「kokuu」と白米を組み合わせて、70〜80皿以上のカレーが作られました。子どもたちからは、「カレーとkokuuが最高だった」といった声が寄せられ、新しい味覚を体験することができました。また、ボランティアの方々にも「kokuu」をお土産としてお渡しし、参加者全員が満足感を得られる結果となりました。
食を通じての交流と経験
参加者たちは、美味しい食事を通じた交流に感動しました。初めてこのような食堂に参加したスタッフは、地域の温かさや子どもたちの笑顔に心を打たれ、「食の大切さや楽しさを伝えることができて光栄」と話していました。食を介して生まれるつながりの大切さを感じる貴重な時間となり、今後の活動にも意欲をかけています。
「ふるさと元気子ども食堂」とは何か
「ふるさと元気子ども食堂」は、地域作りに貢献し、子どもたちに安全で安らげる場所を提供するために設立されました。2021年に高校生の宮津航一氏が立ち上げ、食事の提供だけでなく、地域住民との交流を通じてコミュニティの形成を目指しています。子どもたちはここで安心して食事を楽しむことができ、地域とのつながりが深まっています。
「kokuu」について
「kokuu」は、麦類が含まれていないため、アレルギーを持つ方でも安心して食べられるグルテンフリーの雑穀米です。簡単に使えるため、普段の食生活に取り入れやすく、3種類の商品展開をしています。地域の特性に合わせた商品づくりを進めており、子どもたちにも新しい食文化を提案しています。
このように、「ふるさと元気子ども食堂」では、食を通じてのアプローチで多くの人々に笑顔をもたらしています。参加した全ての人が新たな気づきを得られるこの活動は、これからも地域に根ざした大切な取り組みとして続いていくことでしょう。