和歌山のアドベンチャーワールドに新たな仲間！ミニカバが公開決定

アドベンチャーワールドで新たな仲間が誕生

和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドは、新たに「NIFREL」から仲間となったミニカバを2025年8月1日より一般公開します。このミニカバは、2021年6月18日にNIFRELで誕生したメスで、愛称は「テンテン」。その愛らしい姿に、訪れる皆さんも心を奪われることでしょう。

健康管理と適応のプロセス

ミニカバが新たな環境に馴染むためには、まず、NIFRELの専門家たちが手厚いケアを行いました。アドベンチャーワールドの飼育スタッフと協力し、健康と安全を最優先に考え、バックヤードで過ごす時間を大切にしました。7月中旬頃には運動場での生活を始め、徐々に環境に適応していきました。これにより、公開日時点での安定した生活が期待できる状態となりました。

初日の特別なプレゼント

公開初日にはテンテンのお気に入りのスイカがプレゼントされることが決まっています。スイカはミニカバたちも大好きな食べ物のひとつで、来場した方々が目にすることができる特別な瞬間を演出します。公開は午前10時30分から始まり、ふれあい広場のミニカバ運動場で行われます。

ミニカバの特性と背景

ミニカバは、西アフリカの特定の地域にのみ生息する小型のカバで、学名は「Choeropsis liberiensis」。この可愛い生物は、体長約1.7メートル、体重約270キログラムに成長し、夜行性であり単独で生活する傾向があります。通常、彼らは草や木の葉、果物を食べて生活しており、飼育下では乾草や新鮮な果物が与えられます。

しかし、ミニカバは絶滅の危機にある種とされており、国内ではわずか14頭が飼育されています。生息地の破壊や乱獲が原因で、彼らの数は減少しており、その現状を理解し保護活動に貢献することが求められています。

アドベンチャーワールドのSDGsへの取り組み

アドベンチャーワールドは「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」という理念のもと、すべての生命に対して笑顔があふれる未来をめざしています。動物たちの生命が繋がり、自然が循環し続けるように努め、「持続可能な開発目標（SDGs）」を達成するための活動を行っています。

未来のために、私たちができること。さあ、テンテンに会いにアドベンチャーワールドに足を運び、ミニカバの可愛らしさを体感しましょう。彼女の存在が、生命の大切さを感じるきっかけになることでしょう。

会社情報