大分県杵築市において、地域のアサリ資源を復活させるための取り組み「守江湾アサリ復活プロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、持続可能なアサリ養殖事業を実現することを目指しており、アサリの減少を食い止めることが目的です。この活動は、地元の漁業者たちが中心となり、育成、資源管理を行うものです。
プロジェクトはクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、2025年5月4日から7月5日まで支援を募集しています。目標は600名のアサリ養殖応援団の結成。参加者にはアサリの成長を見守り、収穫の喜びを分かち合う機会が与えられます。さらに、このプロジェクトは地域経済の活性化にも寄与し、地域の雇用創出を実現することを目指しています。
現在、アサリの母貝団地には、地域の指導を受けながら14トンのアサリを育成しており、開始から5年後には、漁業者25名が支援者と共に年間約37.5トンのアサリを生産することを目標としています。この活動により、地域の水揚げ量は37.5トンとなり、その売上高は約5,800万円が見込まれています。
【リターンについて】
参加者には、支援金額に応じたリターンがあります。例えば、3,000円以上の支援では、2026年4月20日以降にクール宅急便で活アサリが届けられ、30,000円以上の方には美味しいハモしゃぶセットも添付されます。
杵築市に直接訪れることが可能な支援者には、養殖作業体験やアサリ漁獲体験も用意されています。体験日程は2025年7月24日から27日までの間で、養殖作業を実際に行って頂くことが予定されています。
このプロジェクトは、アサリの復活に向けた地域の熱意と、持続可能な養殖事業の重要性を訴えるものとなっています。また、参加者には、ただの応援者ではなく、地域の活動や漁業の未来を支える一員となる機会が与えられています。このような形で地域住民と支援者が繋がり、相互に利益を共有できることは、農山漁村の活性化にとって非常に重要です。
プロジェクトの詳細情報や支援方法については、CAMPFIREのリンクを訪れてご確認ください。大分県杵築市が誇るアサリの魅力を共に再生させるために、あなたもぜひ参加してみませんか?地域の活性化や持続可能な未来のために、あなたの応援が必要です。
【最後に】
農山漁村応援隊合同会社の橋本康治氏は、このプロジェクトを通じて「地域の資源を大切にし、地元の人々や支援者と共に成長する」ことを大切に考えています。皆様のご協力をお待ちしております。