IHIと富士フイルムが共同開催した新たな映画イベント
2023年12月18日、IHIは富士フイルムグループと協力し、人権とサステナビリティについての意識を深める映画上映イベント『未来を変えるシネマ×トーク』を東京都の豊洲セイルパークで開催しました。このイベントは初めての試みであり、参加者の中にはIHIグループと富士フイルムグループの社員45名が含まれていました。
映画『2040地球再生のビジョン』の上映
当日のプログラムでは、ドキュメンタリー映画『2040地球再生のビジョン』が上映されました。この映画では、主人公が世界各国を巡り、持続可能な社会を実現するための解決策を模索する姿が描かれています。映画は2040年の地球をビジョンとして提示し、さまざまなアイデアやイノベーションの可能性を紹介しています。参加者からは、「未来の地球のために一人ひとりが環境問題に向き合う必要がある」といった意見や、「身近な行動を始めるきっかけを見つけたい」といった感想が寄せられました。
対話セッションでの意見交換
上映後には、田中滋氏(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター事務局長・理事)をゲストに迎え、対話セッションが行われました。田中氏は、「個人が社会課題を考え、行動するには限界があり、より良い仕組みや制度が必要である」と強調しました。この日は参加者同士が意見を交わし、個々の取り組みがどのように社会全体に広がるかの難しさと重要性も議論されました。特に、「会社の制度を変えようとしたものの、理解を得られなくて苦労した」という事例が挙がり、参加者全員で共感し合う貴重な時間となりました。
対話の締めくくりには、田中氏から「明日、上司や同僚に映画やサステナビリティの話をしてみてください」という実践的なアドバイスがあり、参加者たちはその後の行動を促されました。
DE&I推進月間としての取り組み
IHIでは毎年12月4日から10日の人権週間に合わせて、12月をDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)推進月間として定めており、この期間に意識向上の取り組みを集中的に進めています。また、社外の企業とも連携を図り、様々な業界との意見交換や勉強会を行っています。今後も、産業界全体でサステナビリティを推進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
ゲストのプロフィール
田中滋氏は、米国コーネル大学大学院在学中にACORN(低所得者層を支援する社会運動)に関与し、その後日本へ帰国し、環境NGO A SEED JAPAN事務局を経て現職に至ります。現在は、社会的連帯経済を推進する大陸間ネットワークや、アジア太平洋調査ネットワークなど、国際的なNGOネットワークの理事を務めています。
このようなイベントを通じて、人権やサステイナビリティに関する意識が高まることを期待しています。今後も積極的な取り組みを続け、より良い未来を目指していくことでしょう。