教員免許状のデジタル証明発行キャンペーン「TEACHER PRIDE」が始動

教員免許状のデジタル証明発行キャンペーン「TEACHER PRIDE」とは？

日本の教職員を支援するための新しい取り組みとして、教員免許状を持つ方々に向けて「TEACHER PRIDE」キャンペーンが実施されます。このキャンペーンは、472万人以上の教職員を対象にしたもので、教員免許状の記載内容をメタデータとして活用するデジタルバッジ、「オープンバッジ」を無料で発行するものです。

「TEACHER PRIDE」は、教育とテクノロジーを融合させるEdTech分野での取り組みの一つであり、企業と団体の協力を基に展開されています。具体的には、株式会社インフォザインが提供する「オープンバッジファクトリー」というプラットフォームが使用され、スキルや知識を見える化することを目的としています。

キャンペーンの背景と目的

このキャンペーンは、教職員が自身のスキルや専門性に自信を持ち、自己主導での学びを促進するために設けられました。教員免許状を取得した方が、これをデジタル認証として記録し、自分の成長を具体的な形で示すことができます。また、管理職はこの情報を基に、教職員への適切な指導助言を行いやすくなり、結果的に教育の質を向上させることが期待されています。

申請方法と内容

「TEACHER PRIDE」キャンペーンの期間は2024年8月1日から31日まで。対象となるのは、日本全国の教育機関に属する教職員や、教員免許状を保有する方々です。申請する際は、教員免許状のコピーと電子メールアドレスが必要となります。

デジタルバッジは、保育士資格から高等学校教諭まで180種以上のデザインが用意されており、バッジ画像はSNSでの共有や名刺などの紙面でも使用可能です。さらに、バッジにはエンドースメントを付加する機能があり、他者からの評価を得られる仕組みも用意されています。