外国為替手数料手続きが無料に、資産運用の選択肢が増加

外国為替手数料が無料化、資産運用の新たな可能性



新生銀行は、2022年12月1日から全ての個人顧客に対し、米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンドの6種類の外貨間の交換手数料を無料とするサービスを開始します。これにより、外貨建て商品を保有している顧客は、為替相場の変動に応じて他の外貨での運用を検討しやすくなるため、資産運用の選択肢が大幅に広がります。

この動きは、円高傾向が続く中で、既に外貨普通預金を持っている顧客が運用方法を見直す必要に応えるものとされています。多様な通貨を使った資産運用は、今後ますます重要性を増していくことでしょう。

また、無料化の措置に伴い、2022年12月1日から2023年3月31日までの期間中には、以下の二つのキャンペーンが実施されます。これにより、さらに外貨での取引がしやすくなります。

キャンペーン詳細


1. 外貨送金キャッシュプレゼントキャンペーン
他の金融機関から外貨を送金すると、4,000円がキャッシュバックされる特典。送金を行った外貨の種類に応じて、特定の金額以上の送金が必要です。たとえば米ドルの場合、送金額が3万米ドル以上となっています。これにより、顧客は外貨の転送を積極的に行うことができ、その結果、資産運用の効率性も向上します。

2. 店頭限定の為替手数料無料キャンペーン
円から外貨に300万円以上交換し、所定の外貨建て商品を取引することで、手数料が無料になるという特典。これにより、実際に外貨を積極的に活用できる環境を提供することを目指しています。

新生銀行では、全10種類の外貨(米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド、香港ドル、シンガポールドル、南アフリカランド、ノルウェークローネ)を取り扱っており、顧客はそれに応じてさまざまな運用戦略を立てることが可能です。また、送金時には顧客のステージ(新生プラチナ、新生ゴールド、新生スタンダード)に応じた為替手数料が適用されるため、個々のニーズに応じたサービスが提供されます。

さらなるサービスの充実


新生銀行は、顧客の生活に彩りを添えることを目指し、"Color your life"というブランドメッセージを掲げています。今後も、高付加価値な商品やサービスを提供し続ける意向を示しています。

ただし、外貨預金に関してはいくつかの注意点も存在します。市場の変動による為替差損が生じる可能性や、外貨の中途解約が原則できないことなど、顧客には慎重に取引を行うことが求められます。これらの情報は、契約締結前に提示される語句に明記されていますので、事前に確認しておくことが重要です。

全体として、新生銀行が実施するこの手数料無料化は、顧客にとって資産運用の新たな道を切り開く機会を提供するものとなります。これにより、多様な資産運用戦略が可能となり、投資運用の幅が広がることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社新生銀行
住所
東京都中央区日本橋室町2-4-3日本橋室町野村ビル
電話番号
03-6880-7000

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