アイリスが受賞
2025-01-17 14:21:21

アイリス株式会社、医療研究開発大賞でスタートアップ奨励賞を受賞

アイリス株式会社が日本医療研究開発大賞でスタートアップ奨励賞を受賞



アイリス株式会社は、内閣府が主催する第7回日本医療研究開発大賞において、スタートアップ奨励賞を受賞したことを発表しました。この賞は、国内の大学や公的研究機関、企業における医療分野の研究開発及びその実用化に寄与した功績を称えるものです。この賞を通じて、日本の医療研究開発の進展を図ることが目的とされています。

この度のスタートアップ奨励賞は、アイリスが開発したAI医療機器「nodoca®」の取り組みが評価された結果です。欧米諸国と比べて医療の先進性においては劣る日本ですが、近年はAI技術の発展がこの分野にも貢献をもたらしています。特に、nodocaはインフルエンザの診断を行うための医療機器であり、AIを用いて咽頭の画像と問診情報を解析することで、迅速かつ正確な診断を実現しています。

nodocaについて



nodocaは、医療機関の協力のもと、インフルエンザの診断を支援するために設計されたものです。すでに100を超える医療施設での実績があり、その開発は「日本救急医学会推薦AI研究」としても評価されています。さらに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援も受けており、産官学医で形成されたネットワークを通じて、医学と情報工学の融合が進められています。 nodocaの開発は、実際の医療現場でのデータとニーズを実現するために、深層学習技術を駆使し、医師の熟練の技術のデジタル化を目指しています。

アイリスの理念



アイリス株式会社は、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」というミッションのもとに2017年に設立されました。現在、この会社の代表を務める沖山翔氏は現役の医師であり、他にも多数の医療分野の専門家が在籍しています。厚生労働省や経済産業省からの出身者、AI医療専門のデータサイエンティスト、大手医療機器メーカーでの経験者など、幅広い知識と経験を持つプロフェッショナルたちが集合しており、その結果、革新的なAI医療機器の開発が進められています。

アイリスの本社は東京都中央区八重洲に位置し、最新の医療ニーズに応えられる製品を生み出すために、日々研究開発が行われています。今後も、従来の医療方法を超えて、より良い医療環境の提供につながることが期待されています。

おわりに



AI医療機器開発のアイリスが日本医療研究開発大賞で受賞したことは、今後の医療革命の弾みとなるでしょう。未来に向けて、より進化した医療システムの実現が期待されます。より良い医療のために、AIを活用した新しいアプローチが提供されることに注目が集まっています。


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会社情報

会社名
アイリス株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
電話番号

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