贅沢フルーツあんぽ柿
2021-01-29 10:00:06
冬季限定の贅沢フルーツ、あんぽ柿を楽しむ新メニュー特集
冬の味覚、あんぽ柿の魅力
冬の訪れと共に、福島県発祥の贅沢フルーツ「あんぽ柿」が注目を集めています。JA全農福島は、あんぽ柿の美味しさを多くの人に味わってもらうため、名店「ミクニ マルノウチ」と「神田明神下 みやび」の協力を得て、独自のメニューを開発しました。
あんぽ柿の魅力とは?
あんぽ柿は、甘みが凝縮された干し柿で、スイーツ感覚で楽しむことができます。冷やしたり、凍らせたりすることで、ゼリーやシャーベットのように新たな味わいを引き出せます。また、このあんぽ柿を活かした料理は、料理長の技により、今までにない深い味わいを提供しています。これから紹介する2つのレストランでは、それぞれ異なる魅力を持つあんぽ柿の料理が楽しめます。
ミクニ マルノウチのあんぽ柿料理
「ミクニ マルノウチ」では、フランス料理の技法を駆使した2品が登場します。まずは、「オーストラリア産仔羊と福島・あんぽ柿、フォアグラのパイ包み焼き グリーンペッパーの香りトリュフソース」。この料理は、甘さとコクが絶妙に組み合わされていて、口の中で広がる風味はまさに絶品です。料金は6,000円(税込み・サービス料別)で、コースのメインディッシュとしてのオプションも用意されています。
次に紹介するのは「ロックフォールと福島・あんぽ柿のコンポジション」。世界三大青カビチーズの一つであるロックフォールとあんぽ柿を用いたこの料理は、マーマレード状にされたあんぽ柿がチーズの塩味と見事に相性を果たします。こちらは900円(税込み・サービス料別)で楽しめます。
神田明神下 みやびのあんぽ柿料理
次に「神田明神下 みやび」では、和の食材を活かした2品が用意されています。最初は「あんぽ柿のフォアグラ最中」。西京味噌漬けにしたフォアグラとあんぽ柿をサクサクの最中で挟んだ、まったり感とサクサク感を同時に楽しめる一品です。こちらの価格は1,320円(税込み)です。
もう一品は「あんぽ柿の雪窓」。ゆり根を蒸し、クリームチーズと合わせてあんぽ柿で巻いたこの料理は、甘さと酸味のバランスが絶妙で、1,100円(税込み)で味わえます。
あんぽ柿の生産状況とその特徴
蜜のように甘いあんぽ柿は、福島県の伊達市梁川町にて生産されています。この地域は、その気候条件に恵まれ、昼夜の寒暖差が大きいため、他県よりも早く高品質の干し柿が作られます。また、作り方にもこだわり、手間暇かけることで、1922年にあんぽ柿として完成しました。主に使用される品種は、果実が大きく柔らかい蜂屋柿や、種がない平核無柿です。
栄養価の高いあんぽ柿
あんぽ柿は、栄養価が非常に高く、特に女性に嬉しい栄養素が豊富です。腸内環境を整える食物繊維や、美肌に欠かせないビタミンAが豊富で、アンチエイジングに役立つとも言われています。
おわりに
福島県の冬の贅沢を象徴するあんぽ柿。特別なメニューを通じて、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。冬の期間中、12月後半から3月中旬にかけて市場に出回りますので、ぜひこの機会にお試しください。
会社情報
- 会社名
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全国農業協同組合連合会福島県本部
- 住所
- 福島県福島市飯坂町平野字三枚長1-1
- 電話番号
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024-554-3201