北九州市発の栄養満点朝食クッキー「GOHAN」のクラウドファンディングがスタート

北九州市が生んだ栄養満点の朝食クッキー「GOHAN」

福岡県北九州市に本社を置くスタートアップ企業、マウンテンブック合同会社は、地元の野菜を使用した健康的な朝食クッキー「GOHAN」のクラウドファンディングを、2019年10月9日から実施することを発表しました。このプロジェクトは、クラウドファンディングサイトMakuakeを通じて展開され、目標金額は300,000円。期間は2019年10月9日から12月6日までとなっています。

地元の農産物を有効活用

「GOHAN」に使用されるのは、北九州市若松区で生産された「若松潮風キャベツ」と「ブロッコリー」。これらの規格外の野菜を粉末化して活用することで、農家への支援や環境保護にも寄与するエコな取り組みとなっています。傷や形が整わない野菜を使うことによって、新たな付加価値を生み出すことが可能となります。

女性パティシエが開発に参加

この朝食クッキーは、市内の人気洋菓子店「ドルチェ・ディ・ロッカカリーノ」のオーナーパティシエ、遠山ひとみ氏の協力を受けて開発されました。甘さ控えめで、しっとりとした食感を大切にしながらも、栄養価の高い１１種類のスーパーフードと地元野菜を組み合わせたこの商品は、まさに朝食にぴったりの一品です。

栄養満点の特長

「GOHAN」クッキーは、ビタミンやミネラルを含む36種類の栄養素を含んでおり、朝食として非常に便利です。具体的には、10種類のビタミン、7種類のミネラル、18種類のアミノ酸、そして食物繊維がバランス良く配合されているため、栄養不足になりがちな忙しい朝でも、手軽に必要な栄養を摂取することができます。

朝食欠食率の改善を目指す

朝食を抜く人が多い中で、特に働き盛りの20代から30代において、高い欠食率が報告されています。このクッキーは、手軽に食べられるスタイルなので、朝食欠食率を少しでも下げる手助けができたらと、マウンテンブックは考えています。その思いを込めて、地元野菜の活用とともに、地域活性化にも貢献したいとしています。

地域ブランド「norle」の誕生

マウンテンブックは、2019年6月に設立された新しい企業です。その主なビジョンは、地域特産の食材を活用したブランド「norle」（ノール）を立ち上げ、地元北九州市の素材とペルー産スーパーフードを組み合わせた新たな食品を提案することです。「GOHAN」は、norleの第一弾商品として位置づけられており、今後地元企業とのコラボなど多様な展開が期待されています。