日野市の若者による選書プロジェクト
日野市の若者たちによるユニークな取り組みが始まります。1月7日から、高幡図書館にて、日野ヤングスタッフが実際に選んだ書籍の展示及び貸出が行われます。このプロジェクトの背景には、読書や図書館の魅力を広めるために活動する日野ヤングスタッフの存在があります。彼らは12歳から24歳までの若者たちで構成され、同世代におすすめしたい本をセレクトしました。
選書ツアーの開催
この選書のために、日野ヤングスタッフの6人が11月17日に立川市のオリオン書房ノルテ店を訪れ、実際に手に取って本を選ぶ選書ツアーを開催しました。公共図書館でこのような取り組みが行われることは珍しく、参加者からは「いろいろな本を選べて楽しかった」という声も上がっています。このツアーで彼らは合計96冊の本を選定し、日野市立図書館には今まで無かった書籍も揃っています。
日野ヤングスタッフとは?
日野ヤングスタッフは、日野市に在住・在学・在勤の中学生と大学生を中心に形成されたグループで、図書館の魅力や読書の重要性を他の若者に伝える活動をしています。彼らは、書店に行って本を選ぶことで、より多様な本の選定や新しい発見を楽しむ機会を持っています。
展示内容と場所
選書ツアーで選ばれた本は、今後、1月7日より高幡図書館の1階ヤングスタッフコーナーにて展示される予定です。展示される本は、すべて日野の若者たちの手によって選ばれたものなので、ぜひ来館してその魅力を感じてみてください。発見の場としての図書館が、どのように活用されるのか、また変わるのかに期待が寄せられます。
このように、日野市の若者たちが積極的に図書館に関与することで、地域の客層に新しい風を吹き込むことが期待されます。図書館はもはや単なる本の貸出所ではなく、コミュニティの中心としての役割を果たす場へと進化しているのです。
まとめ
日野ヤングスタッフによる選書プロジェクトは、若者たちの意見を反映した新しい形の図書館の利用法を提案しています。ぜひ高幡図書館に足を運び、彼らが選んだ同世代にぴったりな本たちとの出会いを楽しんでください。