クラウドストライク、Seraphicの買収によるブラウザセキュリティ強化の発表

クラウドストライクがSeraphicを買収



クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)は、ブラウザランタイムセキュリティ分野のリーダーであるSeraphic Securityの買収を発表しました。これは2026年1月13日に行われたプレスリリースにて明らかになったもので、業務向上のためにブラウザをあらゆる場面で安全に使うことを目的としています。

最近の業務環境では、ブラウザが重要な役割を果たしています。特に、AIや最新アプリケーションが日々使用される中で、ブラウザは仕事やコミュニケーションの中心となっています。そこで、クラウドストライクは、Falcon®プラットフォームの機能をブラウザに組み込むことで、セキュリティを強化し、攻撃者からの脅威から隔離する取り組みを進めます。この買収により、Seraphicの技術を活用して、ブラウザセッションの安全性を向上させることが期待されています。

CEOのジョージ・カーツ氏は、ブラウザのセキュリティを切り離すことで、ユーザーが日常的に使用しているブラウザで業務を行えるというメリットを強調しました。これにより、企業のシステムに影響を与えずに、セキュリティを強化することが可能です。具体的には、全てのブラウザを安全に使える「エンタープライズブラウザ」に変えることができるとのことです。

サイバーセキュリティの盲点



現在、企業では業務時間の85%をブラウザ上で過ごしているにもかかわらず、ブラウザは依然としてサイバーセキュリティの大きな盲点とされています。既存のセキュリティモデルでは、ユーザーをエンタープライズブラウザに隔離するか、遅延を伴うネットワークルーティングに依存することが一般的です。しかし、SeraphicはChrome、Edge、Safari、Firefoxなど、多様なブラウザ上で直接セキュリティを適用することで、この課題を解決します。

拡張されたセキュリティ



クラウドストライクは、Seraphicを通じて、エンドポイントからブラウザに至るまでの詳細なテレメトリを収集し、SOC(セキュリティオペレーションセンター)を改革します。これにより、ユーザーの行動、アプリケーションのコンテキスト、データフローをリアルタイムで把握できるようになります。SGNLの継続的な認証機能によって、アクセス権限もセッションごとに動的に調整され、リスクに応じて即座に変更が可能です。

AI活用による企業の競争力向上



Seraphicの技術をFalconプラットフォームに統合することで、企業は現代のAIを利用し、保護機能を強化されます。これにより、生成AIアプリケーションやエージェントへのアクセス方法が安全に保たれ、企業の機密データの流出を防ぐことができます。また、動的ポリシーコントロールを交通・セッション中に適用し、ログイン後の安全性も確保します。

買収の詳細



本買収は主に現金で決済され、その一部は権利が確定した株式の形式で支払われる見込みです。クラウドストライクは、2027年度第1四半期中にこの買収を完了する予定で、今後の展開に注目が集まります。

クラウドストライクは、サイバーセキュリティ周辺のリスクを保護するためのプラットフォームを強化し続けており、エンドポイント、クラウド ورکロード、アイデンティティ、データなど様々な領域において、現代のセキュリティを再定義しています。今後も、業務環境におけるセキュリティの強化に向けた取り組みが期待されます。

会社情報

会社名
クラウドストライク合同会社
住所
150 Mathilda Place, Sunnyvale, CA 94086USA
電話番号

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