ベトナム物流拠点竣工
2025-12-22 09:55:20
ベトナム北部の物流効率を高める新たな拠点「セムコープ ロジスティクスパーク」竣工
ベトナムにおける新たな物流の中心、セムコープ ロジスティクスパークの竣工
ベトナム北部のハイフォン市に、注目の物流不動産「セムコープ ロジスティクスパーク(トゥイグエン)」が竣工しました。この大規模プロジェクトは、阪急阪神不動産株式会社と株式会社シーアールイーがシンガポールのSembcorp Development Ltd.と提携し、共同で推進してきたものです。この新しい物流拠点の総賃貸面積は約16万平方メートルに達し、地域の物流業務の効率化に寄与することが期待されています。
プロジェクトの概要
「セムコープ ロジスティクスパーク(トゥイグエン)」は、地上2階建ての倉庫を有し、1棟あたりの賃貸面積は約20,000平方メートルと過去最大のスケールを誇ります。ベトナム北部を中心に広がる工業団地内に位置し、港湾都市ハイフォン市のVSIPハイフォン複合都市に隣接しています。この地域は、迅速な物流インフラが整備されており、首都ハノイへのアクセスも格段に良好です。
現在、日本の阪急阪神不動産とシーアールイーは、ベトナムにおける物流不動産の開発・運営を積極的に行っており、今回のプロジェクトもその一環です。竣工により、北部ハイフォン市には6棟、中部には6棟が存在し、全体の竣工済物件数は合計12棟となりました。
アクセスと立地の優位性
竣工した物流拠点は、多様な産業が集まる工業団地内に位置しているため、物流業務を行う企業にとっては非常に魅力的な場所です。港や空港にも近く、主要幹線道路とも結ばれているため、広域物流拠点としての利点が強調されています。これにより、地域経済の活性化も期待されています。
VSIPハイフォン複合都市は、ベトナム・シンガポール両国の政府に支えられ、質の高いカスタマーサービスや充実した設備を整えています。その結果、企業からの信頼も厚く、今後の更なる発展が予測されています。
今後の展望
実際、この「セムコープ ロジスティクスパーク(トゥイグエン)」の竣工に続き、2026年の冬にはさらに5棟の物流不動産が追加される予定です。これにより、合計16棟の物流不動産がそろい、総賃貸面積は約24万平方メートルに達する見込みです。これからも、阪急阪神不動産とシーアールイーは、アジア全域における物流の中心的な役割を果たしていくことでしょう。
おわりに
新しい物流拠点の稼働は、ベトナムの経済成長にとって重要な一歩です。このプロジェクトは、今後ますます発展するであろうアジアの物流市場において、日本企業の存在感を示す良い例となるでしょう。企業や地域の発展を支えるこのプロジェクトが、ベトナムのみならず、アジア全域でも高い評価を受けることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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阪急阪神不動産株式会社
- 住所
- 電話番号
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