鈴茂器工がHCJ2025で宿泊・飲食業界の人手不足対策を紹介

鈴茂器工、HCJ2025出展で宿泊・飲食業界の未来を提示

鈴茂器工株式会社は、2025年2月に東京ビッグサイトで開催される第53回国際ホテル・レストラン・ショー（HCJ2025）に出展します。ブースは東1ホールのK-10に設置され、最新の食に関する技術とサービスを業界関係者に披露します。

人手不足がもたらす懸念

近年、訪日観光客の増加により、宿泊や飲食業界は急速に発展を遂げていますが、その裏では「人手不足」が大きな課題となっています。特に2030年には、訪日客が6000万人を超え、消費額も15兆円に達すると予測されています。このような背景の中、鈴茂器工は自社の技術がこの問題解決に寄与できると考えており、HCJ2025でその具体的な取り組みを発表します。

ロボット技術による解決策

鈴茂器工では、ご飯を盛り付けるロボット「Fuwarica」や寿司を自動で形成するロボットを開発し、宿泊施設や給食業界へ導入が進んでいます。特にFuwaricaは、導入後すぐに高い効率性を発揮し、美味しい料理を提供できることから、業界内での評価が急上昇しています。過去の調査においても、Fuwaricaの盛り付けが従来の業務用ジャーと比較して優れた結果をもたらしたことが確認され、新たなスタンダードとして確立されつつあります。

AIを活用した新たなサービス

また、鈴茂器工は「自動配席AIシステムARESEA」を発表し、こちらも注目を集めています。このシステムは、受付や呼び出しのセルフ化を可能にし、人手が不足している場面でもスムーズな運用を実現します。ARESEAは、飲食業界に新たな価値を提供し、お客様の待ち時間を減らし、接客業務に集中できる環境を作り出すことを目指しています。