企業サイトアクセスを可視化する新機能「アカウント アナリティクス」
ログリー株式会社は、2024年12月10日から、企業単位でのサイトアクセス解析を可能にする「アカウント アナリティクス」機能を新たに導入します。この機能は、企業のウェブサイト訪問状況をはじめ、リファラや閲覧時間など多様なデータを一元的に管理し、ユーザーの購買意向を瞬時に把握できるのが特徴です。特に、企業はこの機能を活用することで、広告の効果測定やターゲット企業のリスト作成を効率的に行え、営業やマーケティング活動が円滑に進むことが期待されています。
開発の背景
従来、企業はアクセス解析や顧客データの利用を各部門でばらばらに行っていたため、情報の共有や連携に苦労していました。例えば、訪問企業を特定する段階で止まってしまうことも多く、データを基にした営業活動への活用が難しかったのです。ログリーはこうした課題を解決するため、アクセス解析や顧客情報、また自社サイト外のインテントデータを効率的に統合することにしました。これにより、マーケティングと営業が共通の目標を持ち、迅速に行動を起こすための環境を整備できるようになりました。
「アカウント アナリティクス」機能の概要
「アカウント アナリティクス」機能では、営業部門とマーケティング部門が同じ画面で企業のアクセス傾向や関心度を確認することができ、データの分析から実際のアクションプラン策定までの流れがスムーズに行えます。具体的な特徴は以下の通りです。
- - 特長① : 複数のデータソースを統合管理し、企業属性情報やセッション時間などを直感的に把握できます。
- - 特長② : 約20種類の指標を柔軟に編集可能。分析目的に応じて表示項目を調整できます。
- - 特長③ : インテントデータを駆使し、興味を示している企業を特定することで、より深い洞察を得られます。
具体的な活用事例
「アカウント アナリティクス」は様々な場面で活用されています。たとえば、広告効果の測定においては、キャンペーンごとにクリックした企業の名前や滞在時間を明示し、さらなるクリエイティブやターゲティングの精度向上に繋げます。また、営業企画部門においては、ページ閲覧履歴やインテントデータを基に効果的な営業リストを作成することが可能です。
これからの展望
ログリー株式会社は「ウルテク」の機能を今後さらに強化し、クライアント企業のニーズに応える情報を増やしていく方針です。インテントデータの精度を高め、企業の購買意欲が高まる情報や活動データを集めることで、顧客理解の深化をはかります。これにより、マーケティングおよび営業活動の効果向上を目指します。
ウルテクについて
ウルテクは、インテントデータとAIを駆使して自社サイトとその外部での顧客行動をリアルタイムに解析するアカウントインテリジェンスツールです。これにより、隠れたニーズを把握し、最適なタイミングでのアプローチが可能になります。詳細は
こちらからもご確認可能です。
会社情報
ログリー株式会社は、東京都渋谷区を拠点に自然言語処理や機械学習を用いたデータ解析を得意とする企業です。「LOGLY lift」をはじめとしたマーケティング関連サービスで知られており、業界の先駆者としての役割を果たしています。