エンタビ®新たな試み
2025-09-20 22:15:33

過疎化の地方観光地を劇場に変える『エンタビ®』の新たな試み

過疎化の地方観光地を劇場に変える『エンタビ®』の新たな試み



日本には多くの魅力的な観光地がありますが、その一方で過疎化が進み、地域経済が厳しい状況に置かれている場所も少なくありません。そんな中、劇団が手掛ける新しい試みとして『エンタビ®』が注目を集めています。この体験型ドラマアトラクションは、観光客自身が物語の一部として参加することで、観光地の新たな価値を生み出すことを目指しています。

『エンタビ®』とは?



『エンタビ®』は、プレイング株式会社が展開する体験型ドラマアトラクションで、観光客が地元の人々とともに物語に参加することが特徴です。このコンテンツは、地域に根付いた伝説やストーリーを脚本化し、観光客自身がキャラクターになりきることで、観光地の魅力を引き出します。先日、プレイング株式会社の代表である山本知史氏は『エンタビ®』が奈良、名古屋で新たに開催されることを発表しました。

地域創生の新たな手段



主に観光とエンタメの融合を図る『エンタビ®』は、地方観光地の過疎化問題に対する解決策として期待されます。コロナ禍によって多くの観光施設が閉鎖され、地域経済が厳しい状況に陥った中、山本氏は地元の資源を活用し、観光客を巻き込む形での新たなコンテンツ開発に着手しました。実際に、与謝野晶子記念館で開催された『和菓子を食べた猫』は大盛況となり、地域の活性化に繋がる成果を上げています。

地元の人々が主役に



『エンタビ®』では、観光施設において地元の人々が演者となり、観光客とのインタラクションが行われます。観光客はただ見るだけではなく、演者と一緒に物語を体験することができるため、より深く地域文化に触れることができます。観客が役者と関わりながら楽しむ仕組みは、観光客の滞在価値を向上させ、地域経済の活性化にも寄与するでしょう。

全国的な展開へ



今後は、兵庫県や大阪府など、全国の多様な観光施設でも『エンタビ®』の展開が予定されています。地元の特性に応じたオリジナルの脚本が用意され、観光客がその場で体験できるような演出が行われる予定です。この取り組みは、地域の魅力を再発見するだけでなく、観光産業の可能性を広げる重要な鍵になると考えられます。

現在の観光業の課題



観光業はコロナ禍からの回復基調にありますが、その影で過疎化やオーバーツーリズムといった深刻な問題を抱えています。国も地方への観光客誘致を進める必要性を強調しており、観光庁は地域特有の資源を活用したコンテンツの創出を促しています。このような背景があって、『エンタビ®』のような新しいタイプの観光アトラクションが求められるようになってきたのです。

参加者の声



多くの参加者からは『エンタビ®』が生み出す没入型体験に対して高い評価が寄せられています。一瞬のうちにテーマに引き込まれ、地域文化を体験できる機会は、通常の観光では味わえない特別なものであると、多くの観客が語っています。実際に、参加者からは「役者とのインタラクションが楽しかった」「また参加したい」といった声が多く寄せられているのです。

『エンタビ®』の未来



今後、プレイング株式会社は『エンタビ®』を全国各地に展開し、観光業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。地域の文化やストーリーを大切にしつつ、観光地の活性化に寄与するこの取り組みは、観光業の未来を見据えた重要な一歩と言えるでしょう。観光客と地元の人々が共に楽しむ新しい観光の形が、多くの地域に広がることを期待したいと思います。


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会社情報

会社名
プレイング株式会社
住所
大阪府堺市堺区向陵東町3丁1-14
電話番号
072-254-1020

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