転倒を予防する地域密着の健康体操、ヒャクタス体操の始まり
高齢化社会が進む中、転倒による健康問題が深刻な課題となっています。そんな中、フリーアナウンサーの有働由美子が率いる一般社団法人100年ライフデザイン協議会は、2026年8月5日より、転倒予防体操「ヒャクタス体操」を全国1,788自治体へ無償で提供します。厚生労働省の後援を受け、筑波大学の山田実教授が監修したこの体操は、医科学に基づいた約3分間のプログラムです。
なぜ自治体との連携が重要なのか
転倒は、フレイルや寝たきり、さらには要介護の要因となり、医療費の増加を招く要因にも。統計によれば、高齢者の約半数が3年以内に転倒するリスクがあります。この「負のループ」を断ち切るためには、自治体全体で取り組む必要があります。特に自宅のリビングといった身近な環境に目を向け、この体操を日常に取り入れることが重要です。また、自然災害時にも両者を接続することが可能です。
概要と特徴
ヒャクタス体操は、国民的なラジオ体操をもとにした新しい形の運動です。運動に大きな動きを含まず、無理のない動作で構成されていますので、椅子のそばで行うことも可能です。音楽に合わせて流れるように体を動かすことで、楽しく運動を続けられるよう工夫されています。
実施方法と利用のしやすさ
この体操は、ることができ、特別な機材は必要ありません。YouTubeやSpotifyなどで簡単に再生でき、待合室や地域のイベントなどさまざまな場面で活用できます。住民も簡単に取り組むことができ、まち全体で健康につながる未来を描けます。
使用例と活用シーン
- - 庁舎の窓口での呼びかけ:長い待ち時間を健康時間へと変える機会を提供します。
- - 地域包括支援センターでの実践:介護予防プログラムを職員の負担なく提供します。
- - SNSや地域イベントでの告知:家庭での実践を促進し、地域全体の健康意識を高めます。
- - 避難所での活用:災害時の運動不足を解消する手段として利用できます。
ヒャクタス体操を導入する自治体へ
体操を導入した自治体は、実施の様子を公式サイトやSNSで広報することができます。また、「パブリックパートナー制度」を通じて更なる連携も可能です。参加を希望する自治体は、メール連絡をすることで登録が可能です。
編集長・有働由美子の思い
「年齢を重ねることは課題であり負担とは考えられがちですが、実際には力と知恵があるのです。そうした考え方を変え、健康的なライフスタイルを促進するため、ヒャクタス体操を作りました。地域全体が健康で明るい未来をつくれるよう取り組んでいきたいです。」
今後の活動に期待しつつ、全国各地での実施が待たれます。