星空映画祭
2022-09-06 17:25:11
「のだむら星空映画祭」で感動の映画体験を満喫しよう!
「のだむら星空映画祭」
2022年9月17日と18日、岩手県の野田村にて「のだむら星空映画祭」が開催されます。このイベントは、震災からの復興に向けた地域の取り組みの一環として、映画上映だけでなく、トークライブや特別企画も行われるものです。
復興を支える文化の力
2011年の東日本大震災からはや11年が経ちました。この間、岩手県北部に位置する野田村では、支援を受けながらハード面での復興が進み、街並みの再生も概ね完了しました。津波防災緑地として整備された「十府ヶ浦公園」は、地域住民の憩いの場として親しまれています。ここでは、映画を通じて震災の記憶を継承し、地域の絆を強めることを目指しています。
星空映画祭の内容
今年の映画祭では、野田村と深い関係を持つ2作品の野外上映会が行われます。初日は、映画「浅田家!」が上映されます。この作品は、写真家の浅田政志氏に焦点を当てており、主演には二宮和也が務め、多くの俳優たちが共演しています。上映前には、浅田氏や映画の監督たちによるトークライブも予定されています。
また、震災で被災した写真を返却するプロジェクトの説明会も併せて行われ、この活動の重要性を広く伝える機会ともなります。2日目には、「やがて海へと届く」という映画が上映され、この回でもトークライブが行われ、著名な映画監督らが参加します。
特別企画
さらに、特別企画として「浅田政志の出張写真館」が公園内で行われます。これは、映画祭に訪れた人々が浅田氏に特別に撮影してもらえる貴重なチャンスです。この機会に撮られる記念写真は、参加者にとって大切な思い出となることでしょう。
参加方法とチケット
入場料金は1日1,000円で、ドリンクやフードも楽しめるサービスが用意されています。チケットは道の駅のだやオンラインで購入可能で、先着での受付が行われています。詳細については公式サイトを参照してください。
震災を経験していない世代も増えつつある中で、この映画祭はその時の記憶をつなぐ大切な役割を果たしています。映画の力が地域の絆を再確認する機会となることを願っています。
文化庁のアートキャラバン事業の支援を受け、野田村と多くの団体が協力して実施するこの「のだむら星空映画祭」は、ただの上映会にとどまらず、地域の人々が集まり、新たな記憶を共有する場となるのです。ぜひ、多くの方々に足を運んでほしいイベントです。
会社情報
- 会社名
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NPO法人いわてアートサポートセンター
- 住所
- 岩手県盛岡市南大通1丁目15-7盛岡南大通ビル3階
- 電話番号
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019-656-8145