ユニ・チャームが推進する思春期女の子のための「Girl Goals」
2023年8月30日、ユニ・チャーム株式会社は国際青少年デーを記念して、UN Womenおよびプラン・インターナショナル・ジャパンと共同で「Girl Goalsストーリーセッション2025」を開催しました。本イベントは、思春期の女の子たちが直面する社会的な課題について考える機会を提供することを目的とし、東京ウィメンズプラザに約40名が集まりました。
国際青少年デーとは?
国際青少年デーは、1999年に国連によって制定された記念日で、青少年が社会に参画し、その意見が尊重される未来を促進することを目的としています。毎年8月12日付近には世界各地で様々な関連イベントが開催され、多くの声が集まります。
「Girl Goalsストーリーセッション2025」の意義
このセッションでは、思春期の女の子たちが抱える「教育」、「月経」、「経済」、「暴力」、「健康」といった5つのテーマについて、グループディスカッションを行い、参加者それぞれが提言を発表し、最終的に全体宣言をまとめました。ユニ・チャームのコーポレートブランドエッセンス「Love Your Possibilities」は、個々の可能性を信じ、それを実現するための環境を作るという理念であり、今回のイベントとも強く関連しています。
月経に関するセッションの深掘り
ユニ・チャームは、品川女子学院の有志団体「CLAIR.」と共に「月経」テーマのセッションを担当しました。中高生を対象に月経に関する課題を掘り下げ、参加者同士で意見交換を行い、この重要なテーマについての理解を深めることができました。これにより未来の世代が自らの声を上げ、一歩を踏み出すことが期待されています。
主催者からのメッセージ
イベントの意義を伝えるため、UN Womenの日本事務所長、焼家直絵氏は「若い世代が手を携え、少女たちが直面している状況について学ぶことは意義深い」と述べました。同様に、プラン・インターナショナル・ジャパンの長島美紀さんも、思春期の女の子たちが抱える課題は世界的に共通しており、今後もユース世代の声を支えていくと強調しました。
参加者の声
参加した中高生や大学生の多くが、新たなつながりや理解を得られたと語っています。中学2年生の女子は「私たちの声で世界は変えられると信じています。これからも参加したい」と意欲を示しました。また、高校2年生の女子は「初めての方が多かったが、疑問を話し合え、とても満足」と振り返ります。大学1年生の女子も「月経や健康について意見を交わすことができ、自分の意識が変わった」と答えました。
まとめ
ユニ・チャームがUN Womenおよびプラン・インターナショナル・ジャパンと共に提供する「Girl Goals」活動は、思春期の女の子たちの未来をより良くするために必要な対話の場を創出しています。今後も社会の中での多様な声を引き出し、行動を促すための支援を続けていくことが期待されます。
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