2024年福岡県の幸福度ランキング発表
大東建託株式会社が発表した「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024」の福岡版。この調査では、過去最大規模の居住満足度を反映したランキングが作成され、住民の幸福度や「住みたい」と思う街が明らかになりました。
調査の概要
調査は株式会社マクロミルによって実施され、福岡県に住む20歳以上の男女34,928名を対象としています。調査方法はインターネットを通じて行われ、2020年から2024年の5年間のデータを基に集計されました。
具体的には、住民の「幸せか不幸せか」という設問に基づき、10段階で評価。その点数を平均化した結果が「街の幸福度」としてランキングに組み込まれます。また、「今住んでいる街にずっと住み続けたいか」という質問も同様に評価し、住み続けたい街のランキングが作成されています。
幸福度ランキングの結果
トップ自治体
今年の幸福度ランキングでは、糟屋郡新宮町が1位に輝きました。この町は昨年の2位から順位を上げ、今年も70台の高偏差値を獲得しました。次いで、三井郡大刀洗町が2位、そして遠賀郡岡垣町が3位という結果になっています。目を引くのは、いずれも郡部に位する町である点です。
幸福度(駅)ランキング
駅単位で見ると、福岡市東区にある香椎神宮が3年連続で1位に。続いて行橋市の南行橋が2位にランクアップし、昨年の19位から大幅に順位を向上させました。3位は小郡市の三国が丘で、こちらも上位に浮上しています。
住み続けたい街ランキング
トップ自治体
住み続けたい街ランキングでは、福岡市中央区が昨年の2位から順位を上げてトップにランクイン。その魅力が光る結果です。2位は福津市、そして3位は遠賀郡岡垣町が直近2年連続でのランクインとなっています。
住み続けたい街(駅)ランキング
駅単位における住み続けたい街では、福岡市中央区の桜坂が3年連続で1位を獲得しました。次いで北九州市八幡西区の今池が2位に浮上し、さらには福岡市中央区の薬院大通が3位に入賞しています。
調査結果の傾向
この調査からは、幸福度が高い自治体や駅が郊外に位置する傾向が見受けられます。また、住み続けたいと感じている街の票も同様の地域に集中しており、住環境の質が評価されている様子が伺えます。特に、住民が街に誇りや愛着を感じているという要素が、評価を押し上げる要因となっているでしょう。
まとめ
2024年福岡県版の街の幸福度ランキングと住み続けたい街ランキングは、住民の満足度を反映した重要な指標です。今後の街づくりには、こうしたランキングの反映が期待されるでしょう。調査の詳細は、いい部屋ネットの公式サイトで発表されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。