新たな梅酒の挑戦
2025-06-25 16:56:24

近畿大学と湯浅町が手掛ける南高梅の新しい挑戦とは

近畿大学と湯浅町が共同で生み出した赤ワイン梅酒



近畿大学附属湯浅農場が、和歌山県湯浅町と連携し、南高梅を使った「赤ワイン梅酒」の数量限定販売を行うことが決まった。この新しい梅酒は、令和6年(2024年)産の南高梅を使用し、令和7年(2025年)7月1日から販売される。この取り組みは、2022年に近畿大学と湯浅町が締結した包括連携協定の一環で実施され、地域活性化を目指している。

南高梅の魅力



南高梅は、和歌山県みなべ町が発祥地点で、特徴的な小さな種と厚い果肉を持つ。この梅は、近畿大学農学部の3年生が一手に収穫し、選別したものを使用。この工程を通じて、学生たちは地元の農業に実際に触れながら、教育と実習の一環として農業の重要性を学ぶ機会を得ている。

湯浅町のワインメーカー、和歌山湯浅ワイナリーとのコラボレーションにより、赤ワインと梅の新たな組み合わせとして注目を集めている。これにより、従来の梅酒とは異なり、赤ワインの風味が引き立つ梅酒が仕上がった。

製品詳細と販売方法



販売予定の赤ワイン梅酒のアルコール度数は14%で、720mlの瓶が1,540円(税込)で数量限定760本、360mlが880円(税込)で270本販売される。販売店舗は和歌山湯浅ワイナリーや湯浅美味いもん蔵などで、さらにオンラインショップでも購入できる。

また、赤ワイン梅酒は湯浅町のふるさと納税返礼品としても提供されるため、注目の高い地域貢献商品となっている。具体的には寄附が8,000円の際に720mlの赤ワイン梅酒を受け取れる(限定60本)。

湯浅町のふるさと納税制度



湯浅町は、豊かな自然と歴史を持つ地域で、ふるさと納税制度を通じて地域資源の有効活用を促進している。寄附金の用途は歴史的文化財の保全や地域の安全なまちづくりなど多岐にわたる。参加することで、多くの寄附者が湯浅町の発展に貢献できる。

近畿大学と湯浅町の協力の成果



近畿大学は、医学や芸術など広範な学問を網羅し、地域活性化のための教育、文化、産業振興に力を入れている。近畿大学と湯浅町の協力関係は、地域にとって非常に有意義な取り組みであり、今回の赤ワイン梅酒の販売もその一環である。

終わりに



新たな試みである南高梅を使用した赤ワイン梅酒は、地域資源の活用と地域活性化のモデルとなるべく位置付けられている。梅酒と赤ワインの意外なコラボレーションが生んだ新しい味わいが、どのように受け入れられるのか、今後が楽しみである。


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学校法人近畿大学
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