株式会社エスプールプラスが活動支援するパラアーティストグループ『COLORS』が、ヤマト株式会社主催のインクルーシブアート展『カラフルなインクルーシブ展』に出展します。
本展は、ヤマト株式会社が長年展開するアート商材「グラスデコ」や「カラリックスシルキーツイスター」を使った作品を展示するもので、多様性に富んだインクルーシブな社会の実現を目指しています。
『COLORS』は、障がいのある方の新しい働き方を発信するため、エスプールプラスが2021年に発足させたパラアーティストグループです。東京都根津にアトリエを構え、活動しています。今回の展示には、田村健、橋詰さとし、林谷隆志、山田浦の4名のアーティストが参加し、普段使用している画材の枠を超えた自由な表現に挑戦しています。
さらに、身体障がいと知的障がいの重複障がいのあるアーティスト拓実氏も、ヤマト㈱の「カラリックスシルキーツイスター」を使って制作した作品を展示します。拓実氏は、幼少期から絵を描くことが好きで、13歳から絵画教室に通い始め、現在も新しいタッチの絵に挑戦しています。
本展は、池袋サンシャインシティソラリウムにて7月24日(水)~8月2日(金)、ラフォーレ原宿内『愛と狂気のマーケット』にて9月1日(日)より1ヶ月間にわたり開催されます。
ヤマト㈱は、1899年に日本で初めて「保存の効く糊」をビン容器に詰め『ヤマト糊』を発売した老舗メーカーです。接着・粘着を軸に安心安全のモノづくりに努め、現在では、ステーショナリー製品、ホビークラフト製品など、幅広い分野で商品展開をしています。
本展を通じて、障がいのある方の創造性を活かした作品に触れる機会を提供し、インクルーシブな社会の実現に貢献していくことを目指しています。
今回の『カラフルなインクルーシブ展』は、ヤマト株式会社のアート商材とパラアーティストたちの才能が融合した、非常に興味深い企画です。
『COLORS』のアーティストたちは、障がいの有無に関わらず、それぞれが個性的な表現で作品を制作しており、見ているだけで心が躍ります。特に、拓実氏の作品は、彼の繊細なタッチと独自の視点が光る、素晴らしい作品だと感じました。
ヤマト株式会社が長年培ってきたアート商材の品質と、パラアーティストたちの創造性を組み合わせることで、インクルーシブな社会の実現に向けたメッセージを発信している点は高く評価できます。
本展は、アートを通じて障がい者に対する理解を深め、多様性を認め合う社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
ぜひ足を運んで、パラアーティストたちの作品に触れてみてください。