三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市)は、2025年3月21日付の日本経済新聞の朝刊に掲載した全面広告が、日経広告賞の企業ブランド部門において優秀賞を受賞したと発表しました。この広告は、2028年に迎える創業100周年に向けて行われたもので、当社の創業初期に社員が着用していた印半纏の収集を目的としています。
広告で用いられたメッセージは、「かつて三谷産業で働いていた方が保管している印半纏を探しています」というものでした。当時の印半纏は多くの元社員にとって深い思い出があり、時には、亡くなった元社員の方がお棺にその印半纏を納められることもあったそうです。社会的な背景や歴史を考慮し、当社ではその価値を再発見するために、このような告知を行いました。
広告掲載から約半年後、ついに貴重な印半纏が見つかり、寄贈を受けることができました。この印半纏は、昭和20年代に入社した元社員のものだということです。寄贈者は、お父様の形見として印半纏を大切に保管していましたが、そのお父様は長年当社で貢献し続けた人物だったと伺いました。その後、寄贈者は自身も当社が運営していたボウリング場で勤務していた経験を持つとのこと。ボウリング場での思い出も含め、オープン記念のボールやピンも一緒にいただくことができ、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。
このエピソードは、日経広告賞の受賞発表の直後に起こったこともあり、過去と現在を繋ぐ縁を感じさせる出来事でした。三谷産業は、創業100周年に向け、先代の思いを胸に、さらなる成長を目指し続けます。100周年記念行事には収集した印半纏を活用し、当社の歴史と社員の思いを多くの方々に届けたいと考えています。
三谷産業は、石川県金沢市で創業し、今や北陸や首都圏、さらにはベトナムでも展開する複合商社として成長を遂げています。化学品や情報システム、樹脂・エレクトロニクス、空調設備工事、住宅設備機器、エネルギーの6つのセグメントで事業を行い、ただの商社ではなく時にはメーカー、時にはコンサルタントとしてお客様にとっての最適なソリューションを提供しています。「90年以上の歴史を持つベンチャー企業」として、三谷産業はこれからも常に進化を続けていきます。将来的な目標として、2025年3月期の連結売上高は約1兆円を見込んでおり、従業員数も増加傾向にあります。
このように、三谷産業は歴史的な背景を持ちながらも、未来へ向けて革新を追求し続けている企業です。今後の展開にますます期待が寄せられることでしょう。最新の情報については、ぜひ三谷産業の公式ウェブサイトもご覧ください。