5年ぶりに帰ってきた『スポGOMI甲子園2024・東京都大会』
2024年11月2日(土)、東京国際交流館で行われる『スポGOMI甲子園2024・東京都大会』が発表されました。一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが主催し、15歳から18歳の高校生が3人1組のチームとして参加するこの大会は、環境問題である海洋ごみ問題を解決するための重要なイベントです。
ごみ拾いスポーツの全国大会
『スポGOMI甲子園』は全国の高校生が参戦し、制限時間内に規定エリアのごみを拾い、その質と量によってポイントを競い合います。2019年にスタートしたこの大会は、今年で6年目を迎え、特に東京都大会の開催は5年ぶりということで、注目が集まっています。優勝したチームは、12月1日(日)に東京で行われる全国大会への出場権を獲得します。
海洋ごみ問題への取り組み
今回のイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施され、環境問題への意識を若者に直接伝える機会となります。実際、環境省の調査によると、毎年800万トン以上のプラスチックが海に流出しており、そのうち数万トンは日本から流出しています。特に、雨天時に路上のごみが河川に流れ出るケースが大多数を占めているため、一人ひとりの行動が求められています。
参加条件と応募方法
参加希望者は、15歳から18歳の高校生で構成された3人1組のチームを作る必要があります。全国大会に出場する際には保護者の同伴が必要です。応募は公式ウェブサイトの申し込みフォームから可能で、応募者多数の場合は抽選となりますので、お早めの登録をおすすめします。
開催の重要性と期待される影響
東京国際交流館周辺は海に近い場所にあり、参加者が実際に海洋ごみ問題の現実を感じることができる貴重な機会です。過去の大会では、全国の高校生が参加し、これまでに約8,790名もの高校生がこの活動に携わってきました。また、過去大会での収集ごみの総重量は約9,444トンに達しており、環境への意識が年々高まっていることが分かります。
まとめ
『スポGOMI甲子園2024・東京都大会』は、単なるごみ拾いの大会にとどまらず、環境問題に対する意識を高める貴重な機会です。海洋ごみ問題に取り組む若い力を感じるこの大会にぜひ参加して、一緒に未来のための行動を起こしてみませんか。参加申込は公式ウェブサイトから可能です。
詳細はこちらで確認できます。