ソウルドアウトとマネーボールの資本業務提携
ソウルドアウト株式会社が、株式会社マネーボールとの資本業務提携を締結しました。この決定は、8月1日に行われた出資を受けてのもので、今後、共に地方に根ざした中堅・中小企業への支援を進めていく方針です。ソウルドアウトは、東京都文京区に本社を持ち、全国の志を持つ企業の成長をデジタルマーケティングの面から支援しており、一方、マネーボールは香川県高松市を拠点に、「地方創生」「事業承継」「ビジネス教育」をテーマとしたビジネスモデルを展開しています。両社は別々のビジネス領域を持っているものの、地域活性化という共通のビジョンで協力していくという意義を見出しました。
提携の背景と目的
ソウルドアウトは、特に地方における中堅・中小企業の挑戦者を支援することを主軸においています。「ローカルファースト」の理念のもと、地域に密着した営業所を増やし、岡山や金沢、松山に至るまで全国に23の拠点を持つこの会社は、地場企業の課題をしっかりと捉え、ニーズに応じた支援を行っています。
マネーボールは、地方創生や事業承継に取り組む企業であり、地域における課題解決のためのビジネスモデルを構築してきました。両社の提携においては、以下の目標が掲げられています。
1.
全国47都道府県への事業モデル展開:再現性が高いまちおこしのビジネスモデルを構築し、それを全国各地に広めていくこと。
2.
人材育成:マネーボールのビジネス教育を活用し、ソウルドアウトの社員を育成する計画。
3.
地域支援の協同実施:利益獲得に留まらず、まちづくりやスポーツ振興プロジェクトを共同で行うこと。
4.
経営者支援:地方企業の後継問題に対する経営者への助言や支援を行うこと。
これらの取り組みによって、地域における挑戦者の支援をより具体的に進めることが期待されています。
代表者のコメント
マネーボールの福山敦士代表取締役は、提携の開始にあたって「念願の取り組みがスタートする」とし、ソウルドアウトの持つ地域向けマーケティングノウハウを生かして地域課題の解決に挑む意気込みを示しました。また「地域×マーケティング」の成功事例を共に創出し、日本全国へと展開していく姿勢を強調しています。
一方、ソウルドアウトの荒波修代表取締役社長は、異なるビジネス内容を持ちながらも地域活性化というビジョンは共有していることを述べ、双方の能力を活かして地域社会に貢献したいと語りました。
ソウルドアウトの概要
ソウルドアウトは、2009年に設立された企業で、全国の中堅・中小企業に対してデジタルマーケティングを通じての支援をメインにしています。地域に密着したサポート体制を整えており、顧客の成長を共に推進することを目指しています。顧客のニーズに対して、必要なソリューションを提供し、企業の潜在能力を引き出す取り組みを行っています。
本社所在地は東京都文京区後楽にあり、公式サイトは
こちらです。
まとめ
この資本業務提携は、地方の中小企業を支援する新たな取り組みとして、多くの期待を集めています。ソウルドアウトとマネーボールのグループとしての協力により、日本全国の挑戦者を支援し、地域の発展に寄与することが目指されております。地方企業の未来に向けた新たな展望が広がることを期待したいと思います。