未上場企業への新たな投資！ひふみクロスオーバーproがベター・プレイスと提携

ひふみクロスオーバーproが未上場企業へ新たな投資

レオス・キャピタルワークス株式会社が運営する投資信託「ひふみクロスオーバーpro」が、この度、3社目となる未上場企業に投資したことを発表しました。新たな投資先は、企業年金システムを提供する株式会社ベター・プレイスです。この取り組みは、企業と従業員に向けた新たな価値創造を目指すものです。

ベター・プレイスの概要

インスピレーションとなる企業ベター・プレイスは、特に子育て世代と子どもたちに寄り添ったプロジェクトを展開しています。「安心して働ける未来を創る」ことを使命とし、企業年金制度を通して従業員の資産形成を支援しています。通常、企業年金制度は大型企業に偏りがちですが、ベター・プレイスはデジタルトランスフォーメーション（DX）を通じて中小企業の導入支援にも力を入れています。

同社が提供する「はぐONE」や「福祉はぐくみ企業年金基金」の仕組みは、企業年金の導入に伴う複雑な課題を解決し、他の支援体制と併せて企業の負担を軽減しています。これは中小企業の資産形成を助けるための重要なステップであり、通常、手が届きにくい企業年金制度を多くの企業が利用できるようにする役割を果たします。

投資の背景と目的

ひふみクロスオーバーproのファンドマネージャーである藤野英人氏は、ベター・プレイスへの投資決定について強い信頼感を持っています。「安心して働ける未来を創る」という彼らのビジョンに共感したことで、出資を行うことを決めました。特に、企業の福利厚生の充実と従業員の資産形成のサポートは、社会全体の持続可能性に寄与するものであると考えています。

藤野氏のメッセージは、企業年金制度の重要性と、それに対する社会的なニーズの高まりも取り込んでいます。人生100年時代を迎え、個人の老後の不安が増大する中、ベター・プレイスが提供する「はぐくみ企業年金」が選択肢として注目されるだろうと述べています。

森本社長の想い

株式会社ベター・プレイスの代表取締役社長である森本新士氏も、投資決定に感謝の意を表明しました。彼は、藤野氏との旧知の間柄から、彼のサポートを受けることに感慨深さを感じています。森本氏は金融業界での長年の経験を活かし、子育て世代や市井の人々のために資産形成を促進することが企業の使命であると強調しました。

未来への期待

今回の投資は、ひふみクロスオーバーproにとって新たな挑戦であり、また、ベター・プレースにとってはさらなる成長の機会となります。企業年金制度の普及は、日本社会において重要なテーマであり、この提携がより多くの企業や従業員に利点をもたらすことが期待されます。

これから、ベター・プレイスが企業年金制度の改革に首尾よく携わり、未来のリーダー企業としての地位を確立していく様子に、注目が集まることでしょう。藤野氏や森本氏のビジョンが具現化することを期待しつつ、双方のさらなる活動を見守りたいと思います。