エアモビリティ登場
2022-09-11 09:02:33

冬に登場!日本初のエアモビリティチャーターアプリで地方からの新たな観光提案

地方から世界へ進出するエアモビリティ



三重県に本拠を置く株式会社BMMが、今年12月にエアモビリティチャーターアプリ「AIRC」の運行を開始します。このアプリは、タクシー配車アプリのように、モバイルを通じて簡単にヘリコプターを呼ぶことができ、地方の観光課題、特に二次交通の問題を解決することを目指しています。

簡単な登録と多言語対応


アプリのユーザー登録はとてもシンプル。個人情報とクレジットカード情報を登録するだけで、日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語など、5カ国語に対応。これは、すでにアジア市場を意識したUI/UX設計がなされていることを示しています。国際的な観光業においても、幅広いユーザーにアプローチできるメリットがあります。

迅速な移動を実現


ユーザーは、現在地から最寄りのヘリポートを検索し、目的地や時間、人数を簡単に選択することでヘリコプターをチャーターできます。たとえば、東京から箱根まで電車では約1時間半かかりますが、ヘリコプターを利用すれば約35分で到着可能です。価格も一人当たり30,000円からと、手軽に利用できる範囲に設定しています。

地方の新たな観光名所へのアクセス


BMMは、現在の交通インフラが不十分な地域への提供を考えています。九州の離島や沖縄、北海道の市街地から遠く離れた地域には、まだまだ観光資源が眠っています。AIRCの展開がこうした地域の観光振興にとって重要な役割を果たすことでしょう。

ヘリタクシーからドローンタクシーへ


BMMはヘリコプター配車から始め、次世代のドローンタクシー実用化に向けた取り組みも視野に入れています。日本では法規制や安全対策がハードルとなっているため、チャーターアプリを利用してユーザーを獲得しつつ、環境整備に努めていく考えです。こうしたアプローチは、地方からの挑戦として注目されるでしょう。また、アジア市場を視野に入れた戦略的展開も進めており、他の競合と差別化を図っています。

会社概要


BMMは2021年6月に設立されたベンチャー企業で、志摩市を拠点に、観光データを活用したITプラットフォームの構築や、ホテル、カフェ、レストランなどの運営に注力してきました。今後はモビリティ事業に参入し、地方の二次交通の問題を解決しながら、地方の魅力を世界に発信することを目指します。

BMMの取り組みは、地域資源を生かしながら新たな観光スタイルを模索するものであり、若い企業の挑戦が注目される中、今後の展開が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社Blank Marketing&Management
住所
三重県志摩市阿児町鵜方4057-1うがたファミリープラザ1階
電話番号
0599-52-0676

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