INTLOOP株式会社、2026年7月期第1四半期決算発表
INTLOOP株式会社(東京都港区、代表取締役:林博文)は、2026年7月期の第1四半期決算を12月12日(金)に報告しました。今回の決算では、売上高が96億3100万円に達し、前年同期比で21.0%の増加を記録しました。また、営業利益は6億9700万円、前年同期比で37.8%の向上となりました。この結果、四半期として過去最高となり、今期の通期業績達成に向けて良好なスタートを切りました。
業績の詳細
INTLOOPの業績は、先述の通り非常に好調であり、特に売上総利益率は29.4%に改善され、前年同期比で2.4ポイント、前四半期比で1.3ポイントの向上を見せています。この改善は、同社の中長期経営計画「INTLOOP VISION2030」に基づき、高収益案件の獲得に注力した結果だと言えるでしょう。
また、ハイレイヤー人材や新卒の採用が順調に進んでおり、人的資本の拡充も進められています。具体的には、事業を牽引するマネージングディレクターやディレクター級のコンサルタント、さらには営業の幹部社員の採用が進展しています。さらに、2026年4月入社予定の新卒内定者も100名強を確保しています。
M&A活動の進展
また、2026年7月期第1四半期には、ディクスホールディングスが株式会社コムテックの全株式を取得したことが特筆されます。コムテックは電気通信設備事業などを展開しており、これによりINTLOOPはITインフラの設計・運用を強化する体制を整えています。このM&Aの効果により、デジタルデータセンターの構築など、成長が見込まれる分野での需要を取り込むことが期待されています。
向こうの見通し
INTLOOPの2026年7月期の通期業績予想は、売上高438億円、営業利益31億円と変わらずですが、今後も高収益案件の獲得を優先し、さらなる売上総利益率の改善を図っていくとしています。これにより、業績予想の達成に向けた確固たる基盤を形成する見込みです。
サステナビリティに注力するINTLOOPは、引き続き積極的な採用活動を行い、これが業績成長を後押しし、第二四半期から及び下期にかけても業績の拡大を目指しています。
会社情報
INTLOOP株式会社は企業の経営課題解決に特化したコンサルティングファームです。豊富な経験を持つコンサルタントをはじめ、約53,000名の登録プロフェッショナルが支援を行っています。デジタルトランスフォーメーションサービスやテクノロジーソリューションサービスを提供し、企業成長をサポートする役割を果たしています。
- - 設立: 2005年2月
- - 所在地: 東京都港区赤坂2丁目4-6 赤坂グリーンクロス27階
- - 事業内容: コンサルティング、プロフェッショナル人材支援、テクノロジーソリューション、デジタルトランスフォーメーション、人材紹介
- - 公式サイト: INTLOOP
今後のINTLOOPから目が離せませんね。