新造船「WATERWAYSⅡ」がグッドデザイン賞で注目の的
東京の美しい水辺で新しいクルーズ体験を生み出す新造船「WATERWAYSⅡ」が、2021年度のグッドデザイン賞を受賞しました。このクルーズ船は水都・東京の河川や運河に特化して設計され、小型ながらも快適な乗り心地を実現しています。最大12名を収容可能で、プライベートな空間で贅沢なリバークルージングを楽しむことができます。
デザインの魅力
「WATERWAYSⅡ」は、客席と操縦席を分けたリムジン様式を採用し、プライバシーを重視した設計がなされています。船内は明るく開放感にあふれ、天井まで湾曲した強化ガラスの側窓からは、水面の近さを感じることができる迫力ある眺望が楽しめます。モダンで高級感のある外観は3D曲面をふんだんに取り入れることで、東京の都市景観との調和を図っています。
仕様について
新造船の基本データは以下の通りです:
- - 長さ:14.65m
- - 幅:3.46m
- - 深さ:1.41m
- - 総トン数:9.1トン
- - 旅客定員:12人
- - 船質:FRP(強化プラスチック)
- - 主機:船外機225ps×2機
- - 航海速力:15ノット
- - 最大速力:30ノット
多様なニーズに応えるクルーズ
従来の大型船とは異なり、特定のニーズに対応する形で新たにデザインされた「WATERWAYSⅡ」。既存の水上バスや屋形船では体験できなかった、ゆったりとしたクルーズと内河川の楽しさを提供します。隅田川の夜景を眺めながらのチャータープランも用意されており、企業向けの福利厚生サービスや、富裕層向けのプライベートクルーズも提供しています。
観光プロジェクトとの連携
東京都が推進する観光プロジェクト「両国リバーセンタープロジェクト」や「隅田公園観光回遊路の整備」などとも連携し、新たな観光スポットとしての役割も果たしています。船着場は飲食店やホテルとも隣接しており、利用者にとって便利な立地となっています。
安全性と快適性の両立
「WATERWAYSⅡ」は、船の高さ制限を考慮し、燃料タンクや清水タンクを船底に格納する巧妙な設計が施されています。これにより、クリアランスが確保され、安定した走行性と快適な乗り心地が実現されました。また、側窓には加工が難しい曲げ強化ガラスを使用し、安全性と景観の両立が果たされています。船内のレイアウトも柔軟で、利用目的に応じて変更可能です。
審査員の評価
今回の受賞にあたって、審査員からは「小型船の機動性と大型船の居心地の良さを併せ持つ」との評価がありました。移動手段を超えた観光やプライベート利用に特化したこの船のデザインは、未来の都市風景を変える可能性を秘めているとされています。特に水辺での体験の多様化を助ける要素が強く評価されました。
ご利用方法
「WATERWAYSⅡ」に乗船するためには、企業向けの福利厚生クルージングサービスや、チャータークルージングが利用可能です。例えば、両国を発着点とする夜景を楽しむプランも用意されています。出航前には「CRUISE AND THE CAFE」でのひと時を楽しむこともできます。ただし、飲食内容は別途となっており、持込みは不可です。
お問い合わせ情報
この新たなクルーズ体験に関心がある方は、下記の情報からお問い合わせください。
- - 所在地:東京都墨田区横網1-2-13 ヒューリック両国リバーセンター1階「CRUISE AND THE CAFE」内
- - 会社名:株式会社東京ウォータウェイズ
- - メールアドレス:[email protected]
この魅力的な新造船で、東京の水辺を特別な形で楽しんでみてはいかがでしょうか?