ビットブレインが展開する最新リモート環境の進化
株式会社ビットブレイン(福井県福井市)が、リモートデスクトップソリューション「SPG‐Remoteシリーズ」に革新的な機能を追加しました。新たに導入されたのは、IPv6通信と接続管理機能です。この強化により、より高速で安全なリモート業務環境が実現しました。
SPG-Remoteシリーズの強み
「SPG-Remoteシリーズ」は、その堅牢なセキュリティ構築と導入の容易さが評価され、2009年に第9回のものづくり日本大賞で優秀賞を受賞しています。また、関西ものづくり新撰2021でも特別賞を獲得しており、業界内で高い評価を得ています。
テレワークをサポートする新機能
新たな機能強化により、一般及び企業向けの「SPG-Remote Standard」は、テレワーク時のストレスや非効率を大幅に軽減します。これにより業務効率化が期待され、従業員の生産性向上に寄与します。
さらに、医療特化型の「SPG-Remote Medical」は、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠しており、院外からのDAICOM画像の高精度な閲覧が可能です。これにより、画像診断作業の効率化を実現します。また、接続管理機能によって、リモート環境下でも手軽に強固なセキュリティ対策を施せます。
IPv6通信のメリット
ビットブレインが開発したIPv6専用ルータは、伝送効率を従来の62.5倍に向上させる実績を持ちます。さらに、証明書によるIKEv2 / IPSec VPNを実装し、最高水準のセキュリティを提供します。これにより、リモートデスクトップ環境での操作遅延や表示遅延を解消し、快適な業務環境を実現します。
IPv6では128ビットのIPアドレスが使用され、ホスト部は64ビットの乱数で構成されています。このため、特定のホスト端末を識別することは極めて困難となり、セキュリティが一層強化されます。さらに、IPv6専用ルータの導入には、既存のIPv4ネットワークに大規模な工事が必要ないため、コストと時間の負担を軽減することができます。
接続管理機能の重要性
接続管理機能を活用することで、「誰が」「いつ」「どの端末へ」「どれくらいの時間」接続したかなどの詳細な接続管理が可能になります。また、「SPG-Remote Medical」では院内システムへのアクセスを監査し、ガイドライン遵守が図れます。
価格情報
- - SPG-Remote Standard: 初期費用304,240円(税別)、月額1,350円(税別)
- - SPG-Remote Medical: 初期費用1,089,240円(税別)、月額8,000円(税別)
いずれのプランにも、別途Isolate Center利用料がかかります。
まとめ
ビットブレインが提供する新しいリモートデスクトップソリューションは、テレワークを推進する企業にとって、さまざまなメリットをもたらします。この最新の技術を導入することで、業務効率が劇的に向上し、安全性が高まることでしょう。今後のリモートワーク環境において「SPG-Remoteシリーズ」が果たす役割に注目です。