ふわふわ泡ポン酢
2025-05-15 10:21:14

新感覚!ふわふわ泡のポン酢「ヤマト・泡ポン酢」登場

2025年5月15日、石川県金沢市の発酵食品メーカーである株式会社ヤマト醤油味噌から新たに「ヤマト・泡ポン酢」が発売されることが発表されました。この革新的な製品は、従来のポン酢とは異なり、ふわふわとした泡状になった柚子ポン酢が特長です。

「ヤマト・泡ポン酢」は、ポン酢を専用のフォームボトルに詰め替え、プッシュするだけでふわふわの泡を作り出すことができる新感覚の調味料です。従来のポン酢の風味をそのままに、見た目にも楽しめる盛り付けが可能で、特にホームパーティや特別な食事のシーンで大いに活躍することでしょう。

この商品は、ヤマト醤油味噌が長年培ってきた醤油やポン酢の製造技術を背景に、エスプーマという調理技術を応用して開発されました。エスプーマとは、消えない泡を用いた料理技法で、高級料理店で頻繁に利用されていますが、作成には高価なガスや器具が必要なため、一般的には手が届きにくいものでした。ヤマト・泡ポン酢は、その課題を解決する形で、より多くの飲食店や家庭でも手軽に使用できる夢のような製品です。

ヤマト醤油味噌は、2000年からアメリカへの醤油と味噌の輸出を始め、現在では世界13ヵ国で商売を行っています。フランス料理のシェフからも高く評価され、自社の調味料が高級店で使われることが多々あります。こうした国際的な経験が、泡ポン酢の開発にも活かされています。

商品開発の過程では特に泡の持続性にこだわり、酸味や油脂のある食品の上でも泡が消えないよう工夫を重ねました。これにより、一年を超える試作期間を経て、やっと完成に至りました。新商品は「エスプーマ」の技術を取り入れつつも、特別な器具を必要としないため、家庭でも気軽にフワフワの泡を楽しむことができるのです。

例えば、泡ポン酢を使った料理として、七尾の西海サーモンコリンキーと人参のサラダには泡ポン酢と泡醤油が、ブリとマリーゴールドのサラダにはゆずのジュレと泡ポン酢が組み合わせられています。さらに、カリフラワーのムースや香箱カニのジュレに泡ポン酢を添えるレシピも試されており、飲食店のメニューとしても期待が高まります。これらの料理例を通じて、ヤマト・泡ポン酢の多様な利用方法が示されています。

ヤマト・泡ポン酢は、2025年5月15日から金沢市内の直営店で先行販売される予定で、価格は1本あたり1,188円(税込)です。さらに、飲食店への卸販売も計画しており、海外への輸出も視野に入れています。シェフからのポジティブなフィードバックを受け、ヤマト醤油味噌は今後も伝統的な製法を駆使しながら、新たな製品開発を目指していくとしています。金沢の味を世界に広める役割を果たすことが期待されます。これからも多くの消費者に親しまれる泡ポン酢に成長していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマト醤油味噌
住所
石川県金沢市大野町4丁目イ170番地
電話番号
076-268-1248

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