阪急阪神不動産による新たなマンション再生プロジェクトの始動
2025年12月、阪急阪神不動産株式会社は東京都渋谷区に位置する「シャンブル幡ケ谷」を舞台にした新しいマンション再生プロジェクトの開始を正式に発表しました。このプロジェクトは、東京の中心部での土地建物の取得を背景に、地域の住宅環境を向上させることを目的としています。
マンション敷地売却制度とは
このプロジェクトでは、マンションの建替え等の円滑化に関する法律に基づく「マンション敷地売却制度」を活用しています。この制度は、老朽化したマンションの住民が協力して敷地を売却し、その利益を最大限に引き出す仕組みです。特に耐震性が不足しているマンションにとって、この制度は再生の有効な手段となっています。
「シャンブル幡ケ谷」は、1978年に竣工した地上7階建の分譲マンションです。しかし、2014年の耐震診断により耐震性に問題があることが明らかになり、再生方針の検討が始まりました。耐震補強工事や建替えの検討が進む中、必要な合意を得ることが困難な状況が続きました。
プロジェクトの進行状況
昨年、当社が管理組合から事業協力者に選定されたことで、敷地売却事業の推進が開始されました。2023年から2025年にかけて、必要な認定を取得し、ついに渋谷区から分配金取得計画の認可を受けました。2026年2月からは解体工事が予定され、建替え後の新しい賃貸マンションは2029年2月の竣工が見込まれています。新しいビルは地上14階建て、総戸数52戸の予定です。
今後のスケジュール
私たちのプロジェクトは以下のスケジュールで進行しています:
- - 2023年3月:敷地売却推進決議
- - 2024年5月:除却の必要性に関する認定を取得
- - 2024年10月:買受計画の認定を取得
- - 2024年12月:敷地売却決議可決
- - 2025年4月:敷地売却組合の設立認可
- - 2025年12月:分配金取得計画の認可
- - 2026年2月:解体工事着手(予定)
- - 2026年11月:本体工事着手(予定)
- - 2029年2月:竣工(予定)
地域への貢献
このような敷地売却事業は、再生事業が難しい高経年マンションの更新を円滑に進めるための手法として注目を集めています。阪急阪神不動産は、住宅だけでなく、オフィスや商業施設など多様な用途提案を行い、不動産価値を最大限に引き上げる取り組みをしています。また、権利者の転居先の支援を丁寧に行うことで、プロジェクト全体の円滑な進行を図っているのです。
私たちは、地域の住宅環境の向上と住民の皆様の幸福に寄与することを目指し、これからも努力を続けてまいります。今後の「シャンブル幡ケ谷」の動向に、ぜひご注目ください。
【詳細情報】
この記事は阪急阪神ホールディングスが発行したもので、全ての情報は確認の上掲載しています。