再生可能エネルギーと生活困窮者支援の新たな挑戦
2025年2月26日、生活困窮者支援と再生可能エネルギーの取り組みが交差する「パワーシフトHOMEプロジェクト」が始動します。このプロジェクトは、いまだに化石燃料依存の高いエネルギーシステムの中で、社会的に弱い立場にある人々が新しいエネルギーの選択肢を得られるような取り組みを進めていくことを目指しています。
現状の課題
私たちの社会は、化石燃料と原発による電力供給に大きく依存しています。このようなエネルギーシステムは、気候変動を引き起こす要因の一つであり、さらに電気料金の高騰を招いています。その結果、生活困窮者や社会的弱者は、再生可能エネルギーを選ぶことが難しく、化石燃料や原発からの電力を利用せざるを得ない状況に置かれています。加えて、原発事故後の被ばく労働に苦しむ人々も存在し、その多くが社会的に脆弱な立場にあります。
「パワーシフトHOMEプロジェクト」の概要
今回のプロジェクトでは、以下のような具体的な取り組みが行われます。
1. 困窮者支援団体の電力供給を再エネに切り替える
支援団体やシェルターにおける電力供給を再生可能エネルギーにシフトすることを目指します。この取り組みにより、支援が必要な人々が再生可能エネルギーを利用できる環境を整えます。
2. 電気代の負担緩和
みんなの電気代から支援団体を応援するシステムを設け、困窮者支援を強化します。これにより、支援団体の負担を軽減し、持続的な支援を可能にします。
3. 省エネ活動の推進
省エネの意識を高めるために、断熱や省エネDIYの手法を広めます。これにより、エネルギー消費を抑えつつ、日常生活を改善することができます。
イベントの詳細
日時と場所
- - 日時: 2025年2月26日(水)20:00~21:30
- - 場所: オンライン(Zoomミーティング)
登録方法
参加を希望される方は、以下のリンクから登録をお願いします。
Zoomミーティング登録
登壇者
イベントでは、以下の方々が登壇し、プロジェクトについて詳しく説明します。
- - 稲葉剛(つくろい東京ファンド代表理事)
- - 瀬戸大作(反貧困ネットワーク事務局長)
- - 竹村英明(グリーンピープルズパワー代表取締役)
- - 木村葵(株式会社UPDATER)
- - 吉田明子(パワーシフト・キャンペーン運営委員会、FoE Japan)
主催者と後援
このプロジェクトは、パワーシフト・キャンペーン運営委員会が主催しており、地球環境基金の助成を受けています。
「パワーシフトHOMEプロジェクト」は、再生可能エネルギーの普及と生活困窮者支援の架け橋として新たな一歩を踏み出します。皆様の参加を心よりお待ちしております。